西海31号

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西海31号

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西海31号

 

 

西海(さいかい)31号は、見た目がとても特徴的です。
品種名としては西海31号となっていますが、

 

流通する時は「ドラゴンレッド」という名前になっていることもあります。
そんな西海31号には、どのような特徴と栽培のポイントがあるのでしょうか。

 

 

[西海31号]

 

 

・登録年 2009年
・登録番号 西海31号
・作型 春作、秋作
・主な産地 暖地、温暖地
・特性 粘質と粉質の中間
・栽培難易度 中級

 

 

■西海31号の特徴

 

・赤い果皮と肉色
西海31号の特徴といえば、なんといっても色です。
表皮も、その内側の肉色も、赤色をしているのが最大の特徴です。

 

赤といっても、深紅というよりは濃い紫色をしているため、
サツマイモとよく似ています。

 

内側の肉色も赤紫ですが、部分によって色の濃淡が出ることがあるため、
マーブル模様になることもあります。
色の素は、アントシアニンという色素で、水に溶けやすい性質があります。

 

・すべすべで目が浅い
西海31号は楕円形で、どちらかというとメークインのような形をしています。
ただ、大きさは小ぶりなため、メークインほどの長さや重量感はありません。

 

表面がすべすべとしていて目も浅いので、とても剥きやすいのが特徴です。
皮は薄めなので、剥かなくても調理は可能です。

 

ポテトチップスなどを作るのであれば、皮ごとスライスするのがお勧めです。
皮も肉もとてもキレイな色なので、皮付きでも見映えがします。

 

・デンプン量は多いが煮崩れしにくい
西海31号は、デンプン含有量が高めではあるものの、
デジマよりも煮崩れしにくいのが特徴です。

 

粉質タイプのはずなのに、粘質と粉質の中間くらいの食感や煮崩れ感です。
粉質と粘質の良いところを併せ持ち、使える料理の幅がとても広いです。

 

・春と秋の二期作が可能
萌芽が早く、休眠期間が短いため、春作と秋作の二期作が可能な品種です。
二期作は暖地や温暖地といった、温かい地域に限られますが、
年に2回栽培できるなら嬉しいです。

 

一昔前までは、秋作といえばデジマかアンデスレッドが主流でしたが、
秋作も可能な赤色ジャガイモは品種が少ないため、
西海31号はかなり注目されています。

 

 

ドラゴンレッドとも呼ばれます

 

 

■西海31号の栽培のポイント

 

・初期生育が良好で中早生
西海31号は、植え付け後の萌芽が早く、初期生育も良好です。
その後の生育も安定し、イモの熟期がやや早めで、
地上部が黄化するのが少し早いです。

 

中早生タイプの品種なので、とり遅れに注意し、地上部が黄化したら収穫します。

 

・基本通りに育てる
赤色のジャガイモは少し珍しいですが、
西海31号の栽培方法は、それほど難しくありません。

 

特別な栽培法はなく、基本に沿って栽培することで、安定した収量を見込めます。
基本通りの栽培でも収穫までこぎつけることができるため、
家庭菜園でのジャガイモ栽培初心者という方でも、チャレンジしやすい品種です。

 

 

ポテトサラダケーキ C)ドラゴンレッドのお料理レシピ

 

 

■西海31号のオススメの食べ方

 

西海31号は、粘質と粉質の中間タイプの特徴を持っているため、
幅広い料理に利用することができます。
色が特徴的なため、この色を生かした料理もお勧めです。

 

洗ってそのままスライスして油で揚げれば、
赤色が鮮やかなポテトチップスができます。

 

赤紫の色素であるアントシアニンは、水に溶けやすい性質があるため、
皮を剥いて茹でると色が抜けやすくなります。

 

できるだけ色を残したい場合は、
皮つきのまま茹で、火が通ってから皮を剥くと良いでしょう。

 

色を残したイモを潰してコロッケにすれば、
割った時に茶色い衣から薄い紫~ピンク色の中身が見えて感動します。

 

赤紫色を生かしたポテトサラダやビシソワーズにすれば、
いつもと違った雰囲気を楽しむことができます。

 

西海31号以外の材料が少なければ、赤紫色が強く残り、
牛乳やマヨネーズといった他の材料を多く混ぜれば、
ピンクに近い可愛らしい色合いになります。

 

ほくほく感の少ない、あっさりとした食感のため、
ポテトサラダは重くなりにくく、ビシソワーズも滑らかに仕上がります。

 

茹でて潰したものには多少の粘りが出るので、
ニョッキなどに加工して使うこともできます。

 

■参考
・ジャガイモ 地植えの栽培
・ジャガイモ プランターの栽培
・ジャガイモ 芽かき方法
・ジャガイモ 土寄せ方法
・ジャガイモ タネイモ販売
・ジャガイモ タネイモの選び方


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