ジャガイモ 白い綿

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ジャガイモ 白い綿

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ジャガイモ豊作!

 

 

ジャガイモは、表面がカサカサと乾いていて、見るからに長期保存ができそうです。
見た目通り、本来であれば数ヶ月~1年ほど保存ができます。

 

ところが、ジャガイモ保存中に、何やら白い綿のようなものが発生することがあります。

 

この白い綿のようなものは、いったい何なのでしょうか。
また、白い綿が発生したジャガイモは、食べることができるのでしょうか。

 

 

[ジャガイモ 白い綿]

 

 

■ジャガイモ 白い綿

 

 

芽だししたタネイモにも、白っぽい綿が

 

 

・白い綿の正体
ジャガイモにいつの間にか付着している白い綿の正体は、カビです。
ふわふわとしていて、指で触るとぺしゃんと潰れたり、とけたようになくなったりします。

 

発生量が多い場合は、触ってもなくなりませんが、
少量であればささっと手ではらうだけで取り除けます。

 

スーパーなどで販売されているジャガイモは、
表面が乾燥した状態で販売されているため、あまりカビが発生していません。

 

ところが、家庭菜園で育てたジャガイモの場合、土汚れをとろうと水洗いをしたり、
しっかりと乾燥させずに保存したりすることで、カビが発生しやすくなります。

 

また、芽が出てきたジャガイモも、カビが発生しやすくなることが多いです。

ジャガイモ本体が乾いていても、芽には水分がたっぷり含まれています。
そのため、芽の周辺に白いカビが発生しやすくなるのです。

 

 

ミカンの白カビ

 

 

・食べられる?
カビが発生したジャガイモは、食べられるのかどうか不安になりますが、
きちんと処理すれば食べることができます。

 

カビはジャガイモの表面に発生するので、水でしっかり洗った後、
皮をキレイに剥いて芽の部分もくりぬけば、普段と同じように料理に使うことができます。

 

稀に表面だけでなく、内側にもカビのようなものが発生している場合があります。
この場合は、諦めて処分した方が良いでしょう。

 

 

芽や緑化部分は、取り除きます

 

 

・カビ以外の症状に注意
カビは目に見える症状なので、気付いた時は警戒しますが、
実はカビ以外の症状にも注意が必要です。

 

ジャガイモは、保存状態が悪いと、緑化したり芽が出たりします。
本来は皮を剥けば問題ありませんが、緑化した部分や芽には毒が多く含まれているため、
そのまま調理すると食中毒の原因となります。

 

ジャガイモは、光に当たることで緑化します。
また、温度が高く湿気が高い状態になると、芽が出やすくなるので、
保存環境には十分注意します。

 

もし緑化や発芽が見られる場合でも、カビと同じで、
きちんと取り除くことができれば、料理に使うことができます。

 

ただし、食べるところを多く残そうと、薄く皮を剥いたり、
芽を浅くくりぬくのは避けましょう。

 

緑化した部分や芽の部分は、その部分だけでなく、
周りにも毒が含まれている可能性があります。

 

また、えぐみが強く出ることも多いので、皮は厚めに向き、
芽の部分は深くくりぬくようにします。

 

カビ、緑化、芽が出ている以外にも、異臭がしたり、身が柔らかくなっていたり、
黒っぽく変色している場合は、食べるのは諦めましょう。

 

カビだけならまだ良いですが、異臭や傷みが見えるものは、
食べると不調を起こす可能性が高くなります。

 

■参考
・ジャガイモ 地植えの栽培
・ジャガイモ プランターの栽培
・ジャガイモ 芽かき方法
・ジャガイモ 土寄せ方法
・ジャガイモ タネイモ販売
・ジャガイモ タネイモの選び方


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