ジャガイモ 袋栽培

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ジャガイモ 袋栽培

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ジャガイモは、培養土や米の入っている袋を使って、
手軽に省スペースで栽培することもできます

 

 

採れたての美味しい新ジャガイモを食べたいかたに、
ジャガイモを袋で栽培する方法を画像とともにご紹介します。

 

[ジャガイモ 袋栽培]

 

■袋の選び方

 

袋栽培をする時、どのような袋でも可能かというと、そうではありません。
いくつかのポイントをクリアした、丈夫な袋を選ぶようにしましょう。

 

・丈夫で不透明
ジャガイモは植え付けから収穫まで、数ヶ月かかります。
その間、太陽の光に当たり、雨や水やりの水に当たることになるので、
丈夫なものを選ぶのが基本です。

 

また、太陽の光を受けた時、透明よりも白などの不透明な袋がお勧めです。
透明な袋で栽培すると、根やイモが育ってきた時、
内側まで光が当たってしまい、傷んだり緑化する原因となります。

 

また、透明のビニール袋は、光を透過する率が高く、熱も通します。
袋の中が高温になりすぎることがあるので、透明な袋は避けるようにします。

 

・15リットル以上
1株のジャガイモを育てるのに必要な用土の容量は、だいたい15リットルです。
これよりも小さい袋でも、育たないことはありませんが、
全体的にイモが小さくなるので、生育スペースが十分確保できるサイズが良いです。

 

15リットル以上の袋であれば、
培養土や肥料、堆肥などが入っていた袋を使っても構いません。

 

・ビニールでなくてもOK
袋の素材自体は、ビニールにこだわる必要はありません。
最近では、使っていない時に折りたためる、不織布でできた袋状の鉢もあるので、
そういったものを利用しても良いでしょう。

 

 


タフガーデンバッグ 直径35H30,25リットル 価格296円 (税込) C)charm 楽天市場店

 

 

また、土嚢袋のようなものも、丈夫です。
土嚢袋の種類によっては、わざわざ水抜き穴をあけなくても、
隙間から水が出てくるものもあるので、そういったものを選べば、手間も省けます。

 

ただし、ビニールなどの素材の中には、成分分解するものがあります。
土に埋めることで、自然と分解される素材なので、
エコの観点からは素晴らしいものですが、栽培には向きません。

 

ジャガイモを植え付けてから収穫するまでの数ヶ月の間に、
分解してボロボロになってしまうことがあります。

袋を選ぶ時は、栽培できる素材かどうかをチェックします。

 

 

■袋の準備

 

 

今回使用するのは、25リットルの培養土とその袋です

 

 

手頃な袋を用意できたら、栽培できるように加工しましょう。
加工といっても、特別難しいことはありません。

 

・水抜き穴を作る
栽培中は、水やりの際に、余分な水が抜けるようにしておく必要があります。
水が抜けない状態だと、過湿となり、土の中のイモや根が腐ってしまいます。

 

不織布など、何もしなくても水が抜ける素材の袋を使う場合は、
穴をあける必要はありません。

 

 

水抜き穴を作る

 

 

米や培養土などが入っていた袋の場合は、
先の尖ったドライバーなどを使い、30か所くらい穴をあけましょう。

 

穴は、底の部分はもちろん、側面の下部にもあけておきます。
底面だけだと、床に置いた時に穴がふさがり、水が抜けなくなることがあります。

 

 

■土の準備

 

培養土の袋を利用する場合は、その袋に入っている培養土をそのまま使うと簡単です。
他の袋を使う時も、培養土を使うのがお勧めです。

 

市販されている培養土なら、ジャガイモが育ちやすいように調整されているため、
手間がかかりません。あかぎ園芸からジャガイモの土25Lという商品も販売されています。

 

また、培養土は、清潔に保たれているため、土壌の病気感染の可能性も低くなります。

 

 

■タネイモの準備

 

植え付けるタネイモの準備は、地植え栽培やプランター栽培と同じです。
春ジャガイモで大きめのタネイモを使う場合は、カットします。

 

カットしたタネイモは、断面に草木灰をまぶしておくか、
2日~3日ほど乾燥させて乾かしておきます。

 

秋ジャガイモの場合は、小さめのタネイモをそのまま丸ごと植え付けます。

 

 

今回植え付けるのは、芽出ししたデストロイヤー1個

 

 

■植え付ける時のポイント

 

タネイモを植え付ける時、袋栽培ならではの注意点がいくつかあります。

 

・土の量
ジャガイモは栽培している途中で、土寄せを行います。
そのため、最初から袋の縁ぎりぎりまで土を入れてしまうと、
土寄せをするスペースがありません。

 

植え付ける時には、必ず土寄せをすることを考えて、土の量を加減しましょう。

 

 

袋の上部をハサミなどで切る

 

 

培養土をそのまま使う場合は、袋の上部をハサミなどで横に切り、封を開けます。

 

 

袋の半分から三分の1を増し土用に移します

 

 

袋の半分から三分の1くらいの高さになるまで、培養土を抜きます。
抜いた培養土は、土寄せに使うので、別の袋やバケツに入れておきましょう。

 

米や不織布の鉢型になっている袋や土嚢袋などを使う場合は、
袋の半分くらいの高さまで土を入れ、いっぱいまで入れないようにします。

 

 

袋を外側に折っておくと苗が傷つきにくいです

 

 

・袋を折り高さを変える
培養土、米袋や土嚢袋の袋を使う場合、半分くらいまで土が入っている状態です。

 

この時、縁をそのままにしておくと、
内側に倒れて芽に干渉したりするので、外側に折っておきましょう。

 

今後、土寄せをするたびに、折っていた袋を戻し、
高さを調整すれば、邪魔になることはありません。

 

すでに自立している鉢型に成形された袋を使う場合は、
無理に高さを変える必要はありません。

 

 

デストロイヤーは65gだったので、丸ごと植え付けました(2017.01.11)

植え付け時期が、関東としては少し早いです

 

 

・タネイモを植える

用土の中央に10㎝今日の穴を掘り、タネイモを植え付けます。

覆土は5~7㎝くらいにします。

 

春は、カットした面を下に、

秋は、丸ごと植えるのが一般的です。

 

・水やり

じゅうぶんに水を与えて植え付け終了です。

 

 

■芽かき

 

袋栽培は、プランターや鉢に比べると、土の量が多いように見えますが、
けっきょくはプランター栽培と同じで、スペースが限られています。

 

芽かきはもったいない作業のように感じますが、
袋栽培でも立派なジャガイモを収穫するためには、欠かせない作業です。
1株あたり1本~2本の芽を残すように、芽かきを行いましょう。

 

 

栽培袋の強度に不安がある場合は、針金や支柱で補強します

 

 

■土寄せ

 

イモが地表に出てしまわないよう、袋栽培でも生長に合わせて土寄せを行います。
土寄せのタイミングは、他の栽培方法の時と同じです。

 

基本は、1回目が芽かきの時、2回目が蕾ができた時です。
土寄せに使う土に培養土を使う場合、追肥は行う必要はありません。

 

培養土にはすでに肥料が含まれているため、さらに追肥をしてしまうと、
多肥となってしまいます。

 

ジャガイモは痩せ地でも育てることができるほど丈夫な野菜です。
多肥にすると病害虫の原因となるので、注意しましょう。

 

もし培養土でない土を土寄せに使う場合は、追肥が必要となります。

 

■参考
・ジャガイモ 地植えの栽培
・ジャガイモ プランターの栽培
・ジャガイモ 芽かき方法
・ジャガイモ 土寄せ方法
・ジャガイモ タネイモ販売
・ジャガイモ タネイモの選び方


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ジャガイモ栽培 育て方

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