ジャガイモガ

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ジャガイモガ

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ジャガイモガは、葉もイモも食害します

 

 

ジャガイモにつく害虫の中に、ジャガイモガというガの仲間がいます。
成虫は特に被害を出しませんが、幼虫が食害します。

 

短いサイクルで生長する上、増えると厄介な害虫です。
あまり見聞きすることのない虫なので、概要だけでも覚えておくと、
被害にあった時にすぐ対応できます。

 

 

[ジャガイモガ]

 

 

■発生時期と状況

 

ジャガイモガが発生するのは、おもに春~秋ですが、
環境によっては冬も発生する可能性があります。

 

春よりも秋に発生が多くなる傾向があり、
高温で雨の少ない年は大量に発生する場合があります。
寒冷地では越冬が難しいため、発生するのは東北以南がほとんどです。

 

ジャガイモを食害するのは幼虫で、葉や茎などをむしゃむしゃと食べます。
ジャガイモガの厄介なところは、塊茎であるイモの部分にまで入り込むことです。

 

葉を食害する時は、葉の内側に入り込んで、中を食べ進んでいきます。
イモの中に入り込んだ時も同じで、皮は食べずに肉部分だけを食害して進んでいきます。

 

そのため、ジャガイモガの幼虫が入り込んでいる葉やイモは、
表面がすけたようになっていることが多いです。

 

イモに入り込んで食害するため、イモが食べられない状態になるのも厄介ですが、
さらに問題なのは、貯蔵している場所に入り込んでしまうことです。

 

ジャガイモガの幼虫が入っているイモを貯蔵している場所に持ち込むと、
その場所で何世代も繰り返して発生するため、貯蔵中に大繁殖することがあります。

 

貯蔵中に数を増やしたジャガイモガは、春になったらまた外に出て、
ジャガイモの葉を食害して被害を多く出すようになります。

 

 

■ジャガイモガ予防法

 

ジャガイモガを完全に予防するのは難しいことです。
成虫はどこからともなく飛来し、卵を産み付けてどこかへ去ってしまいます。
それでも、できる限りの予防はしておきましょう。

 

・防虫ネット
ジャガイモガは蛹の状態で冬を越し、春になると羽化します。
羽化直後に交尾をした後、卵を産み付けにやってくるので、
その時期にまず卵を産み付けさせないことが重要です。

 

ジャガイモガ自体は体の小さな虫なので、
防虫ネットをしても100%防げない場合もありますが、
何もしていないよりは効果が期待できます。

 

・イモを土から出さない
ストロンの先にできた新しいイモが、土よりも上に顔を出していると、
そこに卵を産み付けられたり、幼虫が入り込んだりしてしまいます。
イモが緑化する原因にもなるので、土寄せをきちんとしておきましょう。

 

・食害されたイモを処分
ジャガイモガの数を増やさないためにも、
幼虫が入り込んでいるイモは、取り除いておくようにします。
中に幼虫がいるイモには、糞がついていることが多いため、見分けることができます。

 

また、表面の色が他と違っている部分があるイモや、
中がすけたようになっているイモなども、幼虫の被害にあっている可能性が高いので、
貯蔵している場所には持ち込まないようにしましょう。

 

・野良イモやナス科植物
春に栽培していたジャガイモが収穫された後は、
周りにはえているイモやナス科の植物を食害して過ごします。

 

そのため、ジャガイモを収穫した時に出た小さいイモを畑に放っておくのはやめておきましょう。

また、ジャガイモ以外のナス科の植物にも注意が必要です。

 

 

■ジャガイモガ駆除法

 

ジャガイモガの被害にあっているのを見つけたら、
初期のうちから薬剤によって防除するのが確実です。
使用できる薬剤は、トクチオン乳剤、ボルテージ水和剤、ラービン水和剤などがあります。

*ジャガイモガの画像は、こちらが詳しいです。

 

■参考
・ジャガイモ 地植えの栽培
・ジャガイモ プランターの栽培
・ジャガイモ 芽かき方法
・ジャガイモ 土寄せ方法
・ジャガイモ タネイモ販売
・ジャガイモ タネイモの選び方


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ジャガイモ 病害虫

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