ジャガイモ 土寄せ方法

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ジャガイモ 土寄せ方法

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わき芽をとって、肥料を入れて土寄せして欲しいのですが(若いジャガイモ より

 

 

ジャガイモを栽培する時、土寄せの作業がとても大切です。

 

土寄せ自体は、それほど難しい作業ではないので、
初めてジャガイモを育てる方でも簡単に行うことができます。

土寄せについて、わかりやすく図版と画像でご紹介しましょう。

 

[ジャガイモ 土寄せ方法]

 

 

■土寄せとは?

 

土寄せとは、土を株元に寄せる作業のことです。

 

一般的な園芸用語としては、ぐらつく株元に土を寄せることで、
倒伏を予防したり、防寒したりする意味があります。
ネギやイモ類、夏野菜の多くが、土寄せすると良い収穫になります。

 

ジャガイモ栽培の場合は、茎が生長した時にぐらつくのを防ぐのはもちろん、
土中のイモが育ってきた時に、イモが外に露出するのを防ぐために行います。

 

イモが土よりも外に出てしまうと、イモの表面に光が当たり、緑化してしまいます。
スーパーで買ってきたジャガイモを放っておいたら、
表面が緑色になってしまったという経験がある人もいるでしょう。

 

これは緑化と呼ばれる現象で、イモの表面に光が当たることで起こります。
ただ表面が緑色になるだけなら、見た目が悪くなるだけなので問題ないのですが、
ジャガイモの場合は、緑色の部分にソラニンという有毒成分が増え危険です。

 

また、緑色に変色した部分は、他の組織よりも少し硬くなりますし、
ソラニンの影響でえぐみも出てしまい、食味が悪くなります。

 

収穫したけれど、ほとんどのイモが緑化していたとなっては、
可食部分が限られてしまい、結果として収量が激減してしまいます。

 

土寄せは、緑化を予防するだけではありません。
土の中にできた新しいイモが肥大する新しいスペースを作ることもできます。
そのため、土寄せをしていても、土の量が少ないと、イモが満足に大きくなれない場合もあるので、

 

土が足りるように十分な量を土寄せするのもポイントの1つです。

 

 

2回目の土寄せは蕾がついた頃が適期です

 

 

■ジャガイモ 土寄せ時期

 

土寄せをするタイミングは、少なくとも2回です。
基本的には、追肥と同じタイミングで行います。

 

1回目は、芽かきや追肥と同じタイミング。
2回目は、蕾がついた頃、追肥と同じタイミングで行います。
どちらも追肥を行った後に、肥料を含んだ土を盛り上げて株元に寄せるようにします。

 

この基本の2回以外でも、土寄せを必要とすることがあります。
土寄せをしているものの、風や雨などで土が流れてしまい、
イモが露出した時や、イモが想像以上に大きくなり、土が足りなくなった時などです。

 

一度土寄せをすると、ある程度はその寄せた土で過ごせますが、
イモが大きくなってきたり、雨などで流れて土が薄くなると、
イモのある部分の土が盛り上がったり、ひび割れたりしてきます。
こうなってきたら、また土を寄せておきましょう。

 

土寄せは何回と決まっているわけではないので、
基本の2回以外でも、必要と感じた時に行って構いません。

 

 

■土寄せの方法

 

土寄せは、簡単に言うと株元に土を寄せて盛り上げるだけなので、とても簡単です。
コツは、少量の土を盛るのではなく、思い切って土を寄せることです。

 

 

土寄せ後のジャガイモ畑

 

 

■ジャガイモ 土寄せのコツ

 

土寄せの作業自体は簡単ですが、
いくつか注意しておいた方がよいことがあります。

 

・生長に合わせた土寄せをする
基本の土寄せの2回を、2回とも同じだけ土を寄せる必要はありません。
1回目の時、まだ芽は10cmほどの高さにしか育っていません。

 

そんな時に大量に土を寄せてしまうと、
地温が上がりにくくなってしまい、生育が悪くなることがあります。

 

反対に、大きく育っているのに寄せる土の量が少ないと、
茎の倒伏やイモの露出の原因となるので、しっかりと土寄せする必要があります。

 

基本の2回以外の土寄せを行う時も、
ジャガイモの様子をみながら、寄せる土の量を加減していきます。

 

 

土寄せの方法

 

 

・根やイモに注意
地植えのジャガイモに土寄せをする場合、畝の外側の土を使うことがほとんどです。
この時、寄せる土を持ってくる時に、土の中の根や新しいイモを傷つけないように注意しましょう。

 

広い場所ならクワ、狭い場所ならスコップなどを使うことが多くなりますが、
どのような道具を使う場合でも、根やイモを傷つけないようにすることがポイントです。

 

土寄せをするような時期に根やイモを傷つけると、
その傷口から病原菌が入り込み、病気に感染してしまうことがあります。
生育中盤での病気感染は、その後の生育に悪影響を与えるので、十分注意しましょう。

 

・容器栽培は培養土を足す
地植えではなく、プランターなど容器栽培の場合は、新しい培養土を足すのが良いです。
培養土であれば、イモが育ちやすいふかふかの土に調整されていますし、
すでに肥料が含まれているので、追肥の必要もなくなります。

 

袋栽培の場合は、あらかじめ土を足すことを前提に、
半分くらいの培養土を保存して、増し土する感じで土寄せします。

 

■参考
・ジャガイモ 地植えの栽培
・ジャガイモ プランターの栽培
・ジャガイモ 芽かき方法
・ジャガイモ 肥料


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ジャガイモ栽培 育て方

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