ジャガイモ発芽、芽かきをしました
■ジャガイモ発芽、芽かきをしました
今年は例年よりも冬は暖かかったのですが、
いざ3月を過ぎてみると寒いと感じる日が多かったように感じます。
4月に入ると、桜も咲いていよいよ春本番! という雰囲気です。
3月2日に植え付けたデストロイヤー(グラウンドペチカ)ですが、
植え付け時は気温がかなり高かったのに、植え付け翌日からの雨の影響か気温が低下。
その後、なかなか上がらない気温にやきもきしていたのですが……。
*前の記事はこちらです。
無事に芽が出てきました!
土からほんの少し顔を出しているのを見つけたのは、3月25日頃でした。
そのまま少し芽が伸びるまで待って、
3月30日にマルチに引っかかっている芽を救助することに。
3月30日 ジャガイモは、1つのタネイモから複数の芽が出てきます
さらに、一か所から複数の芽が出ることもあるため、
マルチに穴をあけておいたとしても、素直に穴から抜けるとは限らないのです。
黒色のビニールマルチをすることによって、地温を上げる効果が期待できますが、
その反面、ようやく出てきた芽がひっかかることも多いです。
引っかかった芽をそのままにしておくと、高温で芽が傷んだり、
光が当たらず軟白化して傷みやすくなります。
ジャガイモの芽を救出
幸いにも、少し離れた場所から芽が出ているだけだったので、
黒色マルチを切ってあけておいた穴を、手で少し広げるだけで芽を救出できました。
場合によっては、かなり離れた場所から芽が出てくることもあります。
他に良い芽がたくさん出ている場合は、早々に離れた場所の芽を摘み解決しますが、
離れた場所から出て芽も育てたいという場合もあります。
離れた場所まで穴を広げてしまうと、黒色マルチを張っている意味がなくなるので、
この場合は芽がある箇所のみに小さな穴をあけ、芽を救出します。
早めに芽を救出したのが良かったのか、それともお天気の良い日が続いたせいか、
出てきた芽はぐんぐん生長してきました。
4月14日 繁茂してきたジャガイモ
この日は4月14日だったのですが、3月30日の画像と比べると、
全体的にわさわさと茂っているのが分かります。
たった2週間で、これほどビジュアルに迫力が増すとは、
ジャガイモの生命力はすごいです。
ちなみに、植え付けの時に懸念していた切ってそのまま植え付けたタネイモも、
無事に芽が出てきて生長しています。
さらに、切ったタネイモの片方は逆さ植えにしていたのですが、
こちらも普通植えした方とほとんど時間差なく芽が出てきて、生長を続けています。
茎の数が多い!
全体的にもっさりと大きくなっているのは良いのですが、
ここで気になるのが茎の本数です。
ジャガイモは、1個のタネイモから複数の芽が出てきます。
その芽をそのまま育てることで、茎となって葉を展開し、
地中では茎の付け根あたりから新ジャガイモが発生します。
そのため、芽をたくさん発生させればさせるほど、
新ジャガイモの個数が増えていくのです。
ただ、新しくつくジャガイモの個数が増えるということは、
それだけ養分が分散するということになります。
ある程度の数は収穫したいけれど、1個1個のサイズもそれなりに育てたい、
そんな時は芽かきの作業をして、茎の本数を調整しましょう。
生長の良い茎を2本~4本残し、後はすべて抜き取ります。
中には折れてしまう茎もありますが、深追いせずにそのままにしておきます。
もし後から伸びてきたら、その時にまた芽かきをします。
芽かきをしたジャガイモ
5株すべての芽かきが終わりました。
1株につき5本~8本くらいの茎が伸びていたので、
3本~4本まで芽かきをして減らしました。
さすがに半数ほど間引きした株もあるので、さきほどの画像と見比べてみると、
全体のもっさり感がずいぶんと減りました。
この日は、午後から雨が降る予報だったので、午前中に作業を済ませました。
ちょうど芽かきが終わった頃に雲行きが怪しくなってきて、
明るかった庭も暗くなり、予報通り、この後雨が降りました。
ここから先は、気温が上がって地上部が生長してくるとともに、
倒伏や害虫被害の心配が出てきますね。
見た目の変化は少なくなってきますが、いち早く異変に気付くためにも、
こまめに見回りはした方が良いかもしれません。
*栽培と記事は、幸さん担当です。
■参考
・ジャガイモ 地植えの栽培
・ジャガイモ プランターの栽培
・ジャガイモ 芽かき方法
・ジャガイモ 土寄せ方法
・ジャガイモ タネイモ販売
・ジャガイモ タネイモの選び方
北海こがね 芽かきしました
■北海こがね 芽かきしました
こんにちは、Senaです。
前の記事はこちらです。
>>北海こがね 植え付け
*寒い地域なので、1年前の栽培を紹介しています。
大分大きくなってしまった北海こがね、今年は芽かきを行いました。
芽かきをする前のジャガイモの様子はこちらです。
北海こがね 5月20日
左側から3列が北海こがねです。
左側2列が去年収穫したものを植え付けた場所、
右側1列がタネイモとして購入し、植え付けた場所です。
一番右は北海こがねではないです。
生育を見ると、そこまで差がないように思いますが、
よく観察してみると、去年収穫したものを植え付けたほうが、
生育が良いようにも見えます。
芽かき、という作業なのですが、我が家は毎年この作業は省いています。
芽かきは大きいイモを収穫したい場合に行うことが多いです。
小さいイモでも良い場合は芽かきをせずに栽培します。
あまり気にしてこなかったのですが、
芽かきを行ったジャガイモと行わなかったジャガイモ、
本当に大きさに差がでるのか試してみることにしました。
ジャガイモの根元はこのような感じになっています。
北海こがね 根元
この部分から4本以上出てる場合があります。
生育が良く、太い株を残して2本~3本にします。
写真では既に2本に減らしてあります。
作業を繰り返し、軽く土寄せを行いました。
北海こがね 芽かき後
一番左が芽かきをしなかった列です。
中央列と右列は芽かきを行いました。
芽かきをした列はすこしスッキリしたのがお分かりでしょうか?
比べて、一番左は茂っていますね。
そしてもう一つ、芽かきとは関係ないのですが、
各種病害虫に対応でき、簡単に手に入る農薬をかけました。
アブラムシやハダニ、うどんこ病に適用する、
住友化学園芸のベニカマイルドスプレーです。
ベニカマイルドスプレー
収穫前日まで使用できる、農薬の中では弱い薬剤です。
そのため、家庭菜園でも使いやすい農薬だと思います。
農薬なので、裏面も確認しましょう。
ベニカマイルドスプレー 裏面
野菜類のほか、豆類、イモ類、
花や果樹まで幅広く使えます。
使い方も、スプレーになっているので散布するだけでOKです。
発生初期に、病害虫に向けて散布することで効果を発揮します。
ちょっとだけ細かい虫がいたので、この日使用しました。
あと、テントウムシダマシが居ましたね。
テントウムシダマシは見つけ次第、捕殺します。
葉や茎の食害があるのでなるべく早く対応しました。
■参考
・ジャガイモ 地植えの栽培
・ジャガイモ プランターの栽培
・ジャガイモ 芽かき方法
・ジャガイモ 土寄せ方法
・ジャガイモ タネイモ販売
・ジャガイモ タネイモの選び方