ジャガイモ そうか病 粉状そうか病
そうか病にかかっているジャガイモ
そうか病も粉状そうか(ふんじょうそうか)病も、ジャガイモがかかる病気です。
この2つは症状がとても似ているため、同じような名前がつけられていますが、
実際には、感染原因である菌の種類が違います。
そうか病と粉状そうか病の両方の病気の知識があると、
ジャガイモ栽培の病気対策に、たいへん役立ちます。
ジャガイモ 青枯れ病
青枯れ病の病斑
青枯れ病は、ジャガイモ以外の野菜もかかることがある病気です
感染すると治療する間もなく枯れてしまうため、発生が拡大すると大変です。
この記事でご紹介する青枯れ病の症状と原因を覚えておき、
様子のおかしい株が出た場合、すぐに対処できるようにします。
ジャガイモ 徒長
ジャガイモを育てていると、想像以上に草丈が伸びることがあります
品種によって少しずつ背丈は変わるため、大型になるものもありますが、
全体的にひょろひょろとしていて、間延びしたような状態だったり、
葉がとても小さいと感じるのであれば、それは徒長している状態かもしれません。
ジャガイモに限らず、他の植物でも徒長は起こります。
徒長をすると、ジャガイモ栽培にどのような影響が出るのでしょうか。
また、徒長の原因や対策はあるのでしょうか。
ジャガイモ オオタバコガ
オオタバコガの幼虫、体長2~3㎝
オオタバコガというガの仲間の幼虫が、ジャガイモを食害する害虫にいます。
成虫は飛来して卵を産むだけですが、
幼虫は生長するために葉を食害するため、発生が多くなると厄介です。
幼虫が育って丸裸にされないためにも、どのような害虫なのかを知っておきましょう。
ジャガイモ ニジュウヤホシテントウ
ジャガイモの大敵、ニジュウヤホシテントウ
ニジュウヤホシテントウは、通称テントウムシダマシとも呼ばれている害虫です。
見た目はテントウムシによく似ていますが、黒い斑点(星)の数が異なります。
オレンジ色をした体に、左右14個ずつの星がついているため、
ニジュウヤホシ(二十八星)テントウと名づけられました。
テントウムシの中にも、体がオレンジ色をしているものがありますが、
星の数で見分けることができます。
また、ニジュウヤホシテントウより少し体が大きい、
オオニジュウヤホシテントウも、同じくジャガイモを食害する害虫です。
見た目はニジュウヤホシテントウとほぼ同じで、違うのは体の大きさくらいです。
どちらも食害する植物や駆除方法は共通しているので、覚えておきましょう。