ジャガイモ栽培2021年秋 1:今年は袋栽培で
【ジャガイモ栽培2021年秋 袋栽培】
ジャガイモは春に栽培するイメージが強いですが、
実は中間地や暖地であれば、秋にも栽培ができます。
春ジャガイモより、育てやすい品種が減りますが、
寒くなってから新ジャガを楽しめるということで、意外と人気が高いです。
我が家でも、できる限り秋ジャガイモを育てています。
ただ、庭は狭いので、夏野菜がいまだに幅をきかせていて、
地植えでのジャガイモはできなさそうです。
というわけで、今年は培養土の袋を使った、袋栽培にチャレンジします。
2021年の秋ジャガイモは、ながさき黄金という品種を育てます。
こちらはタネイモが販売されているのを見るのが初めてで、珍しさから手にとりました。
説明を読んでみると、なんとあの大人気品種のインカのめざめの改良品種とか。
インカのめざめは、非常においしいジャガイモでありながら、
栽培は難易度が高いということで、家庭菜園でチャレンジするものの、
失敗する方が多いとききます。
そのインカのめざめを、育てやすく、収量が上がりやすく改良している、
とのことなので、今から楽しみでなりません。
タネイモは、購入した時からすでに立派な芽が出ていたので、
どのタネイモも休眠から覚めているのは確認済みです。
というわけで、さっそく植え付け開始です。
まずは、袋を準備します。
今回は、使い切っておいてあった袋があったので、そちらを使います。
水やりをした時などに、余分な水が抜けるよう、袋に穴をあけます。
側面の下部に片面10か所ほど穴をあけました。
培養土の袋は硬いので、最初に釘を使って小さな穴をあけ、
そこに割りばしを挿して穴を広げました。
土は少なめからスタート
袋栽培では、ジャガイモの茎が伸びてきたら、その都度土を足していきます。
地植えでいう土寄せの作業です。
土を足していく分、スペースをあけておく必要があるので、
最初は袋の半分くらいまで培養土を入れ、
そこにタネイモをのせて隠れるくらいの培養土を足しました。
袋の縁は2回くらい外側に折り曲げて、光が当たりやすいようにしています。
植え付けはこれで終わり
袋栽培のジャガイモの植え付けは、これで終わりです。
地上部に芽が出てくるまでは、水やりはしません。
けれど、水を完全に避けるのではなく、雨は当たる場所に置いています。
植え付けは9月5日に行いましたが、今年は涼しいです。
例年であれば、まだまだ残暑に苦しむ時期ですが、
朝夕はかなり涼しいので、もっと直射の当たる場所でもいいかもしれません。
我が家の場合、家屋の北側に袋を置いていますが、周りの環境のためか、
朝日は当たるようになっています。
午後からの日差しはほとんど当たりませんが、その分涼しいので、
秋ジャガイモの初期はここで育てることが多いです。
袋栽培は、立てて置いた時に安定しにくいので、
大きな鉢に袋ごと入れて、倒れないようにしてみました。
土から芽が出てくるのが楽しみです。
■参考
・ジャガイモ 地植えの栽培
・ジャガイモ プランターの栽培
・ジャガイモ 芽かき方法
・ジャガイモ 土寄せ方法
・ジャガイモ タネイモ販売
・ジャガイモ タネイモの選び方
インカのめざめ 収穫
[インカのめざめ 収穫]
こんにちは、Senaです。
試し掘りしてからのインカのめざめ、本収穫しました。
>>インカのめざめ 試し掘り
たくさんのインカのめざめが収穫できましたよ!
たくさん収穫できたインカのめざめ、
収穫の様子をご紹介します。
収穫は8月7日に行いました。
収穫前の様子はこんな感じでした。
インカのめざめ 8月7日
収穫前は、インカのめざめの葉の様子が分かりませんでした。
見えている葉は、横に植えてある北海こがねの葉です。
北海こがねがとても元気だったので、茎が良く伸び、
インカのめざめに被さるくらいになっていました。
収穫するには北海こがねの葉や茎が邪魔なので、
北海こがねの葉、茎をどかして、
インカのめざめの場所を見てみたら、
葉は全て枯れていました。
収穫前
ここまで枯れ込めば、確実に収穫できますね。
収穫が遅くても、あまり影響はないと思います。
収穫最中の写真は撮れなかったのですが、
枯れた茎の下に、大きめのインカのめざめがたくさんありました!
ただ、周りを掘ってもイモはなく、
イモがまとまってあったので、収穫がとても楽でした。
収穫後、重さは量っていないのですが、
10kg近くくらいのインカのめざめが収穫できました!
持ってきた箱がいっぱいになるくらい収穫できました。
インカのめざめ 収穫
大きさがバラバラになっていますが、
大きいものが本当に大きく、
インカのめざめにしては大きいものが多かったです。
コロコロとしたイモも、かわいらしいです。
インカのめざめは購入時の種イモが1kgだったはずなので、
1kgから約10kg近く収穫できたのは良いですね。
育てる前は、難しいかもしれないと思っていましたが、
植えてしまえばあとは待つだけだったので、簡単でした。
たくさんのイモが収穫できたので大満足です。
新ジャガイモとして食べてみましたが、美味しかったです。
貯蔵すれば、もっと美味しくなると思います。
自宅で消費するのには量が多すぎるので、
今年も知り合いやご近所さんにおすそわけします。
インカのめざめは珍しい品種なので、
結構喜んでくれる方が多いでしょう。
インカのめざめは初挑戦でしたが、
満足のいく結果になってよかったです。
来年は別の品種を育ててみようかな、と思います。
*栽培と記事は、senaさん担当です。senaさんは冷涼地で野菜栽培をしています。
■参考
・ジャガイモ 地植えの栽培
・ジャガイモ プランターの栽培
・ジャガイモ 芽かき方法
・ジャガイモ 土寄せ方法
・ジャガイモ タネイモ販売
・ジャガイモ タネイモの選び方
インカのめざめ 試し掘り
[インカのめざめ 試し掘り]
こんにちは、Senaです。
梅雨明け後、ジャガイモの様子を見に行きました。
梅雨中は中々行けなかったので久しぶりでした。
ジャガイモの様子を見たら、
葉が枯れていたので、試し掘りもしました。
観察、試し掘りをしたのは8月2日です。
葉は大分枯れ込んだように見えます。
インカのめざめ 8月2日
これ、インカのめざめの葉だと思うじゃないですか。
実は、見えている葉は全部北海こがねの葉でした。
インカのめざめの葉はすっかり枯れていました。
枯れた葉と茎
生育がとても良かった北海こがねに埋もれていました。
試し掘りをするため、葉を退けたらこんな状態でした。
インカのめざめのほうが葉が枯れるのが早かったみたいです。
このように退けたら、あとは掘るだけです!
2回目の土寄せはしていませんでしたが、
緑色になったジャガイモはほとんど無かったです。
2株~3株分だけ掘ってみました。
意外と大きいイモが出てきました。
試し掘りの成果
小さいイモもありますが、
ほとんどが大きいイモでした。
手に持ってみると、手のひらのサイズくらいです。
手袋は、Mサイズのものです。
イモの大きさ
形がとても良いですね。
表面も傷や病気の症状がなく、見栄えもいい感じです。
インカのめざめは、イモが小さいイメージがありました。
収穫してみるとそうでもなかったです。
インカのめざめの中で一番大きいものと、
標準サイズだと思われる北海こがねを比べてみました。
大きさ比べ
左がインカのめざめ、右が北海こがねです。
あまり見た目に差もなく、どちらか分かりにくいです。
よく観察すると、北海こがねのほうが縦長です。
2株~3株程度掘っただけですが、十分な成果です。
土を落として、自宅に持ち帰りました。
後日、一気に収穫しようと思います。
持ち帰った後、早速切ってみると、色が全然違いました。
断面
左がインカのめざめ、右が北海こがねです。
インカのめざめのほうが黄色いです。
北海こがねは白に近いですね。
この後、電子レンジで加熱して、塩コショウをかけて食べてみました。
インカのめざめ独特の風味が少し薄かったです。
貯蔵したほうが、特徴が出そうです。
初のインカのめざめ、いい感じに収穫できました。
思ったよりイモが大きくて嬉しかったです。
食味はこれからに期待です。
ジャガイモは貯蔵してからのほうが美味しいので、
しばらく貯蔵してからまた食べてみたいと思います。
*栽培と記事は、senaさん担当です。senaさんは冷涼地で野菜栽培をしています。
■参考
・ジャガイモ 地植えの栽培
・ジャガイモ プランターの栽培
・ジャガイモ 芽かき方法
・ジャガイモ 土寄せ方法
・ジャガイモ タネイモ販売
・ジャガイモ タネイモの選び方
インカのめざめ 開花しました
[インカのめざめ 開花しました]
こんにちは、Senaです。
インカのめざめ、順調に育ってくれています!
6月と現在の生育状況をお伝えします。
まずは6月12日。
草丈が伸び、葉もたくさん増えました。
インカのめざめ 6月12日
右側の列が北海こがねなのですが、
北海こがねより葉の色が鮮やかに見えます。
やや黄緑色です。
北海こがねのほうは濃い緑色をしています。
この日は雨あがりで向かったので、
土寄せなどはできず、観察のみでした。
遠目でも見えますが、
かわいらしい花も咲いてくれました。
インカのめざめ 花
開花直後ではなかったですが、
丸みのある、小さくて紫色が濃いかわいい花です。
ジャガイモは品種によっては花が咲かないものもあると記憶しています。
インカのめざめは花が咲く品種のようですね。
6月12日以降は雨が降ったりしてしまったため、
なかなか観察が出来なかったです。
次に観察できたのは7月1日でした。
7月1日になると、こんな状態になっていました!
インカのめざめ 7月1日
一応、左の列がインカのめざめなのですが、
横の列の北海こがねの生育が良すぎて、埋もれてしまっています。
また、通路も完全に通れなくなっていました。
分かりにくいですが、
北海こがねより葉が小さいのがインカのめざめです。
ここまで育つのは初めてです!
今年はどこでもジャガイモの生育が良く、
他の人のジャガイモを見ても、同じように覆い茂っていました。
通路がこのように通れなくなってしまったので、
土寄せをするのがかなり難しくなりました。
このように葉が茂っていれば、ジャガイモが緑になるのも多少は防げるのかな、
と思いながら、このままにしておくことにします。
無理に通路に入って、葉や茎を折ってしまうのもジャガイモに悪いですから。
それにしてもこんなに元気に育つのは、
長年育ててきて初めてです。
通路もいつも通りの幅だったのですが、
通路が見えないくらい育つのはびっくりしました。
地上部はこのように育っていますが、
地下部がどうなっているのか分からないので、
収穫まで楽しみにしたいと思います!
*栽培と記事は、senaさん担当です。
■参考
・ジャガイモ 地植えの栽培
・ジャガイモ プランターの栽培
・ジャガイモ 芽かき方法
・ジャガイモ 土寄せ方法
・ジャガイモ タネイモ販売
・ジャガイモ タネイモの選び方
インカのめざめ 発芽後のようす
■インカのめざめ 発芽後のようす
こんにちは、Senaです。
植え付けから時間が経ってしまいましたが、
インカのめざめ、無事に発芽しました!
前の記事はこちらです。