ジャガイモ栽培の楽しみ
ジャガイモは、私たち日本人に、とても馴染み深い野菜です
スーパーでも年中並んでいますし、ジャガイモを使った料理も多いですね。
ジャガイモは日本だけでなく、世界中で愛されている野菜です。
そんなジャガイモですが、実際に家庭で栽培するとなると、
じょうずに育てられないのでは? と尻込みするかたも多いでしょう。
実際に育てると、思いのほか簡単に美味しいジャガイモを収穫できます。
こちらでは、ジャガイモ栽培の楽しみと魅力をご紹介します。
[ジャガイモ栽培の楽しみ]
■生長過程が見られる
ジャガイモはイモの部分を食用とするため、イモの部分はよく見かけます。
けれど、ジャガイモの種を植え付けてから収穫まで、
どのように生長するのかを知っている人は、意外と少ないです。
普段よく食べるジャガイモが、どのようにして育つのかを観察すると、
今まで以上にジャガイモに愛着が湧くはずです。
ジャガイモが育つ生長過程を見られるのは、栽培しているからこそです。
大人も子供も、ジャガイモの生長過程に目を離せなくなります!
アンデスレッド、育てやすく美味、βカロテンも多いです
■珍しい品種を育てられる
一昔前までは、ジャガイモといえば男爵かメークインかでした。
今ではスーパーでも、これらの品種以外も並ぶようになりました。
しかし、まだまだスーパーには並んでいない品種もあります。
自分で種イモを選んで育てることで、
スーパーでは見たことのない品種を育て、食べることができます。
ジャガイモなんてどれも同じと思って食べ比べてみると、その差に驚かされます。
どのような料理にも合う、昔ながらのオーソドックスな品種も良いですが、
自らの家庭菜園で育てるのですから、少し珍しいものを育てるのも面白いです。
ジャガイモの花、愛らしいです
■花を楽しめる
ジャガイモの花を見たことがありますか?
近くにジャガイモ畑がない限り、なかなかお目にかかることはありません。
ジャガイモ栽培で、開花するジャガイモの花を見ることができます。
小ぶりなので、1輪ずつではあまり目立ちません。
しかし、花期はいっせいに花が咲くので、可憐な花で花見をすることもできます。
標準プランターで栽培したジャガイモ(出島)、煮込み、シチューにほっくりと美味です
■嬉しい収穫!
ジャガイモ栽培の最大の喜びは、やはり収穫の時でしょう。
数ヶ月の間育ててきたジャガイモを収穫する時、ワクワクしてしまいます。
ジャガイモは土の中でイモができるため、掘り上げるまで、
どのようになっているのか分かりません。
大きいのか小さいのか、たくさんできているのか、
大収穫となれば、至高の喜びです。
家庭菜園の新ジャガイモでポテトサラダ、この味わいは最高です
■新ジャガイモが味わえる
収穫したての新ジャガイモは、みずみずしくて柔らかく、
皮まで食べることができるのが嬉しいところです。
本当の収穫したての新鮮な新ジャガを味わえるのも、家庭菜園ならではです。
ジャガイモはビタミンCを多く含む野菜の1つです。
しかも、熱に弱いビタミンCを、加熱しても保持することができるのです。
ビタミンCの他にも、ビタミンB1やナイアシン、カリウムなどが豊富に含まれます。
これらの栄養素は、皮に近い部分に多く含まれています。
新ジャガイモは皮が柔らかく、皮ごと調理して食べることができるため、
豊富な栄養素をあますことなく摂取することができます。