手羽元の肉じゃが
手羽元の肉じゃが、骨付き肉の本領発揮
■手羽元の肉じゃが
肉じゃがに使う肉といえば、関西では牛肉、関東では豚肉が主流です。
どちらも違ったおいしさがあり、家庭で作られるおかずとしてだけでなく、
スーパーやデパートのお惣菜としての人気も、不動のものとなっています。
そんな肉じゃがですが、牛や豚で作れるなら、鶏でも作れるはず。
しかも骨付き部位である手羽元を使えば、
骨付き肉特有の旨みもプラスされ、また違ったおいしさを発見できます。
薄切り肉とは違い、加熱に時間がかかるので、材料は大きく切るのがポイントです。
それに伴って食べ応えがさらに増します。
味付けにはめんつゆを使っているので、
あまり料理に慣れていない方でも失敗が少なくて済みます。
●材料
ジャガイモ……3個~4個
ニンジン……1本
手羽元……8本~12本
サラダ油……大さじ1/2
(煮汁)
水……200cc
めんつゆ(4倍濃縮)……大さじ3
みりん……大さじ1
●作り方
1.ジャガイモは皮を剥き、大きめの乱切りにします。
ニンジンも皮を剥き、ヘタを取り除いてから大きめの乱切りにします。
手羽元は表面の水分をキッチンペーパーで丁寧にふき取り、
血なども取り除いておきます。
2.鍋にサラダ油を入れ、中火にかけます。
鍋が温まったら手羽元を並べ、表面を焼き色がつくように焼きます。
手羽元の全面に焼き色がついたら、ジャガイモとニンジンを加え、
ざっくりと炒め合わせます。
3.ジャガイモとニンジンに油が回ったら、煮汁の材料を全て入れます。
軽く混ぜてからフタをします。
煮汁が沸騰したら、沸騰状態が保てる程度の火加減にし、
フタをしたまま15分~20分ほど煮ます。
手羽元に火が通ったら火を止め、フタをしたまま粗熱をとります。
粗熱がとれたら再び中火で加熱し、
煮汁が沸騰したらフタをはずして余分な水分を飛ばします。
味見をして煮汁の味に問題なければ、火を止めて器に盛り付けて出来上がりです。
●ポイント
ジャガイモはお好みのもので構いません。
煮崩れしやすい男爵などのほくほく系を使う場合は、
大きめに切っておくと煮崩れを防げます。
反対に煮崩れしにくいタイプのメークインのようなジャガイモは、
一口よりやや大きめくらいのサイズにしておくと、火の通りが良くなります。
一度粗熱をとることで、余熱で手羽元にしっかり火が入り、
野菜に煮汁がしみこみます。
■参考
・ジャガイモ 地植えの栽培
・ジャガイモ プランターの栽培
・ジャガイモ 芽かき方法
・ジャガイモ 土寄せ方法
・ジャガイモ タネイモ販売
・ジャガイモ タネイモの選び方