ジャガイモとちくわのおろし煮
ジャガイモとちくわのおろし煮、やさしい味が浸み込んで美味
■ジャガイモとちくわのおろし煮
ジャガイモは、加熱するとほくほくの食感が優しく、とてもおいしいです。
寒い冬に食べると、お腹から温まるような感覚です。
同じく冬によく食べられるダイコンも、煮物によく使われます。
けれど、ダイコンとジャガイモが一緒に使われることは、なかなかないように感じます。
今回は、ジャガイモとちくわをさっと煮て、
ダイコンおろしを加えて仕上げた煮物のご紹介です。
ジャガイモのほくほく感と、ダイコンおろしのみずみずしさは、
一見すると相性が悪そうに見えますが、実は意外と相性が良いです。
ジャガイモが吸いきれなかった煮汁をダイコンおろしが吸い、
ちくわから出た旨みと共においしさを引き上げてくれます。
ダイコンおろしで出た水分も無駄にせず、かつ水っぽくならない工夫をしているので、
味が薄まってしま心配もありません。
●材料
ジャガイモ(大)……2個
ちくわ(煮込み用)……1本~2本
ダイコン……150g
(煮汁)
水……300cc
めんつゆ(4倍濃縮)……大さじ1
●作り方
1. ジャガイモは皮を剥き、芽など不要な部分を取り除き、
一口くらいのサイズの乱切りにします。
ちくわは5mm~1cmくらいの斜め切りにします。
ダイコンは皮を剥き、おろしておきます。
2.鍋に水とめんつゆを入れ、ダイコンおろしの水分も加えます。
そこにジャガイモとちくわを加え、フタをして中火にかけます。
3.煮汁が沸騰したら火を弱め、ふつふつとする程度に調整します。
ジャガイモが柔らかくなるまで煮たら、火を止めて粗熱をとります。
粗熱が取れたら、一度味見をします。
味が薄ければフタをはずし、
味がちょうどよければフタをした状態で中火にかけ、温めます。
煮汁が沸騰したら、軽く水気を絞ったダイコンおろしを加えて広げます。
フタをした状態で沸騰させ、1分ほど煮たら出来上がりです。
●ポイント
ダイコンおろしを絞る時は、あまり強く絞らないのがポイントです。
あまり強く絞って水分を出し過ぎると、みずみずしさがなくなります。
ジャガイモはどの品種でも使えますが、
メークインのような煮崩れしにくいタイプがお勧めです。
男爵など、煮崩れしやすい品種を使う場合は、煮すぎに注意します。
粗熱をとっている間に、予熱でも火が通るので、
ジャガイモが少し硬めのうちに火を止めても構いません。
■参考
・ジャガイモ 地植えの栽培
・ジャガイモ プランターの栽培
・ジャガイモ 芽かき方法
・ジャガイモ 土寄せ方法
・ジャガイモ タネイモ販売
・ジャガイモ タネイモの選び方