シェリー

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シェリー

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シェリー

 

 

シェリーは、楕円形をしていて赤皮が鮮やかなジャガイモです。

シンシアと同じようにフランスで生まれた品種です。
シェリーの特徴と育て方のコツをご紹介します。

 

 

[シェリー]

 

 

■シェリーの特徴

 

・フランスで人気の早生品種
フランスで「ローズバル」という品種と、「VK76.199.3」を交配して、育成された品種です。
原産地のフランスではジャガイモを使った料理が多く、
中でもシェリーは性質や食味からとても人気がある品種です。

 

フランスから日本に入り、株式会社ホーブ ジャパンポテト事業部で取り扱いされるようになりました。

 

熟期は早生で、収量が多くジャガイモシストセンチュウに抵抗性を持っているので、
育てやすいです。

 

・形は楕円形で小ぶり
形は縦に長いような楕円形をしていて、表面の凹凸が少ないです。
小ぶりのジャガイモができやすいので、株間を広めに取ると大きく育ちます。

 

・赤皮でツヤがある
シェリーの一番の特徴は赤皮で、ツヤがあることです。
皮も薄く、皮つきでも調理でき、色を生かすことができます。

 

・食感はホクホク
質感は粘質で煮崩れしにくく、そしてホクホク感とした食感も楽しめます。
果肉は淡い黄色をしていて、加熱するとより鮮やかな黄色になります。

 

加熱してから時間が経つと味が落ちたり、食感がかたくなってしまいますので、
作り置きには不向きです。

そのままでも十分甘みがありますが、低温貯蔵することで、甘みが増します。

 

 

■シェリーの栽培のポイント

 

・土寄せはしっかりと行う
種いもより上にジャガイモができることが多いので、
緑化を防ぐために、土寄せはしっかりと行います。

 

・株間は広めに確保する
小ぶりのジャガイモができやすく、大きいジャガイモにしたい場合は、
株間を広めにとり、栽培すると良いです。

 

・疫病には注意する
疫病には弱いので、予防、早くからの防除をします。

 

・貯蔵、保管は冷暗所
表面が赤色なので、緑化の判断がつきにくいので、
なるべく冷暗所で保管します。

 

 

ポトフにすると、おいしいです

 

 

■シェリーのオススメの食べ方

 

食感を生かすならカレーやポトフが向いています。
作り置きには向いていないので、食べきれる量を作って食べるのがオススメです。
皮つきのまま調理すると、鮮やかな赤色を楽しめます。

 

■参考
・ジャガイモ 地植えの栽培
・ジャガイモ プランターの栽培
・ジャガイモ 芽かき方法
・ジャガイモ 土寄せ方法
・ジャガイモ タネイモ販売
・ジャガイモ タネイモの選び方


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