秋ジャガイモ 寒冷地で栽培しない
寒冷地の野菜栽培
Q:秋ジャガイモを育ててみたいのですが、住んでいるのは東北です。
寒冷地では秋ジャガイモはできないと聞きますが、なぜできないのでしょうか?
A:寒冷地では栽培期間の確保が難しいからです。
[秋ジャガイモ 寒冷地で栽培しない]
ジャガイモは、一般的に春と秋の2回の栽培が可能です。
けれど、実は秋ジャガイモを栽培できるのは、中間地~暖地に限られています。
そのため、東北や北海道などの寒冷地では、
秋ジャガイモは難しいといわれているのです。
ジャガイモは、タネイモの植え付けから収穫までに、だいたい3か月ほどかかります。
春はこの栽培期間を確保しやすいのですが、秋は地域によって難しくなります。
秋ジャガイモの場合、植え付けは夏の終わりの8月下旬~9月上旬になります。
そこから本格的に寒くなる前、11月下旬~12月中旬に収穫となるのですが、
寒冷地の場合、この時期にはすでに寒さが厳しくなっています。
ジャガイモは暑さにも寒さにも弱いため、ある程度の低温になると地上部が萎れ、
枯れてしまいます。
霜に1回~2回当たることで、みるみるうちに萎れてしまうため、
初霜が早い地域では栽培期間を確保できず、うまく栽培できないのです。
北海道などでは、春の温度上昇も遅く、冬の寒さがやってくるのも早いので、
春と秋の栽培ではなく、夏栽培が基本となります。
初夏に植え付けて秋に収穫する作型となるため、
ジャガイモの生育温度を維持しやすく、期間も十分に確保できます。
どうしても秋ジャガイモを栽培したいということであれば、
通常より早めに植え付ける方法もあります。
寒さがやってくるのも早いですが、暑さがおさまるのも早いので、
8月上旬~8月中旬に植え付けを済ませ、3か月ほど経ったら収穫します。
もし収穫前に寒さがやってきそうな場合は、ビニールトンネルなどを利用して寒さを防ぎ、
できるだけ栽培期間を確保できるよう工夫します。
それでも、栽培期間が短くなりやすく、
また気温低下とともにジャガイモの生育スピードも遅くなるため、
小さなイモしか収穫できない可能性が高いです。
また、もともと秋ジャガイモを推奨している地域でないということもあり、
タネイモの入手も難しいことが多いです。
■参考
・ジャガイモ 地植えの栽培
・ジャガイモ プランターの栽培
・ジャガイモ 芽かき方法
・ジャガイモ 土寄せ方法
・ジャガイモ タネイモ販売
・ジャガイモ タネイモの選び方