秋ジャガイモ 収穫 湿気

ジャガイモ栽培.com

秋ジャガイモ 収穫 湿気

読了までの目安時間:約 4分

 

スポンサードリンク

収穫する時の土の状態でジャガイモの保存期間が変わります

 

 

Q:秋ジャガイモを収穫する時、春ジャガイモの収穫時期よりも気温が低いですが、
雨の後など湿気が高い時に収穫しても大丈夫ですか?

 

A:空気や土が乾燥している時が狙い目です。

 

 

[秋ジャガイモ 収穫]

 

 

ジャガイモは丈夫で育てやすく、収穫の時の楽しみも大きいため、
家庭菜園でも人気です。

 

収穫した後も、うまく貯蔵すれば長く楽しめます。

 

ただ、この貯蔵期間をできるだけ伸ばすためには、
収穫する時の土の状態にも気遣いましょう。

 

春ジャガイモの場合、梅雨に入る前に収穫することが多いです。
雨が降った後だと、土が濡れた状態になっているため、中のイモも湿っています。

 

このような状態で収穫すると、イモが水を吸って湿っているだけでなく、
水を含んだ土がイモにへばりつき、さらに乾きにくくなります。

 

水気が多い状態が続くと、いくら貯蔵ができるジャガイモであっても、
カビや腐敗が増え、貯蔵どころか処分せざるを得ない状況になることもあります。

 

では、秋ジャガイモではどうでしょうか。
秋ジャガイモは、気温が低くなってからの収穫になります。

 

春ジャガイモとは違い、気温が低く空気中の湿度も低い日が多いです。
多少濡れていたとしても、問題がないように思えます。

 

けれど、やはり湿気は大敵です。
ジャガイモの長期保存は、湿気をどう防ぐかが大きなポイントになります。

 

湿気の多い環境を避けるだけでなく、
収穫時にもできるだけ乾燥した環境を作るようにすることで、
貯蔵中のカビや腐敗の可能性を下げることができます。

 

秋ジャガイモの収穫も、春ジャガイモと同じように、
雨が何日も降っていない、土が乾燥している日を選びます。

 

収穫したてのジャガイモは、土が乾燥していてもみずみずしさがあるので、
半日ほど天日干しします。

 

秋ジャガイモの場合、日照時間が短い時期の収穫となるので、
午前中のうちに収穫し、夕方には取り込むようにすると良いでしょう。

 

もし土がついていたとしても、水では洗わず、手ではらうだけにします。
乾燥させた後、さらに残っている土を手ではらい、貯蔵に回します。

 

■参考
・ジャガイモ 地植えの栽培
・ジャガイモ プランターの栽培
・ジャガイモ 芽かき方法
・ジャガイモ 土寄せ方法
・ジャガイモ タネイモ販売
・ジャガイモ タネイモの選び方


スポンサードリンク

 

タグ :  

ジャガイモ栽培Q&A

この記事に関連する記事一覧