シンシア 催芽開始

ジャガイモ栽培.com

シンシア 催芽開始

読了までの目安時間:約 8分

 

スポンサードリンク

春ジャガイモの植え付けは、だいたい2月下旬頃から始まります。
お正月太りも戻ってないし、まだ寒い日は続くし、

 

ジャガイモの植え付けなんてずっと先のことだ……と思っていたら、
2月の下旬なんてあっという間にやってきます。

 

ジャガイモはタネイモを買ってから、すぐに植え付けることもできますが、
今回は生長を良くする芽出しをしてから植え付ける予定です。
*芽出しは、催芽とも呼ばれ、
日光に当てる芽出し方法は、浴光催芽、浴光育芽などと呼ばれます。

 

■シンシア 催芽開始

 

催芽期間は20~30日間くらいですが、
しっかりとした太い芽を確実に出すには、
1ヶ月くらい期間を考えておく必要があります。

 

ということは、植え付け予定日のちょうど1ヶ月前には、
光に当て始める必要があるわけです。

 

まだタネイモも買っていなかった私は、慌ててホームセンターを周ったものの、
育てる品種すら決めていなかったので、なかなか購入できず……。

 

諦めていた時に、たまたま寄ったスーパーに、
想像以上の種類のタネイモが置かれていたのです。

 

ホームセンターよりも、たくさんの品種を扱っていて驚いたものの、
嬉しくなって1つ1つを見て回ることになりました。

 

たくさんあるタネイモをじっくりと眺めているうちに、
時間がどんどん過ぎていきました。
そんな中で私が選んだジャガイモが、こちらです。

 

 


今年はシンシアという品種に決定!

 

 

シンシアという聞き慣れない品種のジャガイモがあったので、
スマホを使って調べてみると、食味も良く育てやすそうでした。

 

 

■シンシアの基本データ

 

名前:シンシア
出身:フランスで作出
早晩:中生
塊茎数:やや少~中
塊茎サイズ:大
形:短楕円形~楕円形
収量:多
休眠期間:長
皮の色:薄い黄色
花の色:白
肉質:粘
センチュウ抵抗性:なし
芽の深さ:浅

 

 

グラウンドペチカやシャドークイーンのような面白い見た目ではありませんし、
インカのめざめのような栗っぽい味がするわけでもないようです。

 

けれど、1株で多収が狙え、皮が薄くて芽が浅く、粘質で煮崩れしにくい性質で、
収穫の楽しみや調理用のジャガイモとしては十分です。

 

 

大きさの揃ったものを選びました

 

 

育てる品種が決まったら、次はタネイモ選びです。
大きくてハリのあるものを選びました。

 

今回購入したタネイモは、総量500gのタネイモがネットに入っているものでした。
タネイモの大きさは様々で、
中には1個だけとても小さく、残りは大きいものなどもありました。

 

春ジャガイモは大きめのタネイモを切って分けることで、
育てる株数を増やすことができます。

 

なので、できるだけ大きく、
すべてのタネイモの大きさが揃っているものを選びました。

 

すべてのタネイモの重さを実際にはかってみると、
101g・106g・145g・172gでした。

 

タネイモは60g以上になると、収量に大差がないとのことなので、
4個のうち2個は3分割が適当になるのですが、
それほど多くの株数を育てるスペースがないので、
全部2つに切って植え付ける予定です。

 

 


芽はまだ小さいです

 

 

光を当てて催芽処理をするので、芽がたくさんついている方を上に向けています。
とりあえず休眠は明けているらしく、ほんの少しだけ芽が出ています。

 

それでもついている芽のうち、
はっきりと芽が出ているなと感じられる部分が少ないので、
このまま光を当てることにしました。

 

タネイモを購入したのは1月22日で、光に当て始めたのは1月24日です。
1週間ほど前から寒波がおそってきて、各地では大雪が降ったりして大変です。

 

私の住んでいる大阪でも、雪がちらつく日が何日があったほどです。
朝晩の冷え込みもけっこうきつい上に、
我が家では温風の出る暖房をつけないので、室温は日中でも15度前後です。

 

ただ、夜は窓辺から離しているので、
夜間でもおそらく8度前後くらいまでしか下がっていません。

 

 


日当たりの良い窓辺に置いています

 

 

日中は日当たりの良い窓辺に置いているので、
晴れている日は光が当たって暖かそうです。

 

たった4個しかないので、少し滑稽ですが、窓辺の特等席を独占しています。
イモの向きは、催芽処理中に、2~3回ほど向きをかえると、
イモ全体に光が当たり今後の生長に良いそうです。

 

実は今回のジャガイモ栽培では、最終的な目標があります。
もし収穫までたどりつくことができたら、
このシンシアを使ってチンジャオロースーを作りたいのです。

 

チンジャオロースーとは、中華料理でもメジャーなメニューなので、
知っている方も多いと思います。

 

ピーマンと牛肉の炒めですが、本来はタケノコの千切りが入ります。
このタケノコの部分を、シンシアで作ってみたいのです。

 

少し前、ネットでジャガイモを使ったチンジャオロースーのページを見てから、
どうしても作ってみたいと思っていたのです。

 

煮崩れしにくいタイプのジャガイモなら、
どのような品種でも作れるということだったのもあって、シンシアを選びました。

 

中華料理の中でも、チンジャオロースーは好きなのですが、
タケノコをたくさん食べると、アレルギーのような症状が出るので、
なかなか食べることができない一品でした。

 

今年は自分で育てたシンシアを使って、
おいしいチンジャオロースーを目指します!

*こちらの栽培記録は、園芸仲間の幸さん担当です。

 

■参考
・ジャガイモ 地植えの栽培
・ジャガイモ プランターの栽培
・ジャガイモ 芽かき方法
・ジャガイモ 土寄せ方法
・ジャガイモ タネイモ販売
・ジャガイモ タネイモの選び方


スポンサードリンク

 

タグ : 

ジャガイモ 栽培記録

この記事に関連する記事一覧