ジャガイモ 植え付け 切り口
芽だし中のタネイモ
ジャガイモを植え付ける時、タネイモをそのまま植えることもありますが、
タネイモが大きい場合は、切ってから植え付けることもあります。
ジャガイモのタネイモを植え付ける前に切った場合、
切り口はどのような処理すれば良いのでしょうか。
[ジャガイモ 植え付け 切り口]
■ジャガイモ 植え付け 切り口
ジャガイモは、植え付け作業前に、いくつか行っておいた方が良い作業があります。
栽培に使うスペースの土作りや畝立てなどはもちろん、
タネイモから芽を出させる催芽処理なども、
スムーズな芽出しや芽の揃いを良くするための、重要なポイントとなります。
タネイモのカットも、そのうちの1つです。
タネイモをカットすることにより、1個のタネイモから複数株作れるので、
タネイモ購入費用を軽減できます。
ただ、タネイモをカットすると、切り口ができるということになります。
ジャガイモは表面上、あまり水分がないように見えますが、
実はイモの中にたっぷりと水分を含んでいます。
その証拠に、タネイモを切ってみると、切り口から水分がじわっと浮いてきます。
切ったまま植え付けると、土の水分も相まって、
切り口から雑菌が入ったり、腐敗しやすくなることがあります。
ジャガイモを植え付ける前にタネイモをカットした場合、
切り口の処理には2通りあります。
タネイモの切り口を乾かす
・時間がある場合
植え付けまでにまだ数日以上の時間がある場合は、
カットしてから切り口を乾燥させる方法がお勧めです。
カットしたタネイモの切り口を空気に触れさせて乾かすことで、
植え付けてから湿気によって腐敗するのを防ぐことができます。
また、切り口はうっすらと膜が張ったようになるため、
雑菌の侵入を軽減することもできます。
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草木灰をまぶしたタネイモ
・時間がない場合
植え付けまでにもう日数がなく、植え付け当日にタネイモを切る場合は、
草木灰などを使うのがお勧めです。
草木灰や、タネイモの切り口に塗布する処理剤などを、
切ったタネイモの断面にまぶしておくことで、雑菌の侵入を防ぐことができます。
草木灰などには、防腐効果の他に発芽促進の効果もあるため、
乾燥する時間があったとしても、こちらの方法を選ぶ方も多いです。
■参考
・ジャガイモ 地植えの栽培
・ジャガイモ プランターの栽培
・ジャガイモ 芽かき方法
・ジャガイモ 土寄せ方法
・ジャガイモ タネイモ販売
・ジャガイモ タネイモの選び方