ジャガイモの収穫 何月

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ジャガイモの収穫は何月

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いろいろな種類のタネイモを育てるのも面白い

 

 

ジャガイモは、タネイモから育てて、上手に育てると10倍の収量を得られます。
ジャガイモはとても丈夫で、日本以外の国でも広く愛され栽培されています。

 

ジャガイモは、買って食べてもおいしいですが、

自分で育てたものなら、実際にとてもおいしいので驚かされます。

 

ジャガイモを育てるとなると、収穫の時がとても待ち遠しくなります。
ジャガイモの収穫は、何月頃になるのでしょうか。

 

 

[ジャガイモの収穫は何月]

 

 

■ジャガイモの収穫は何月

 

ジャガイモは春に栽培するイメージがありますが、
実は地域によって、栽培時期が少しずつずれます。

 

一般的な栽培時期としては春ですが、暖地なら秋ジャガイモや冬作が可能ですし、
反対に寒冷地の場合は夏作と呼ばれる作型になります。

 

それぞれの作型でジャガイモを育てた場合、収穫が何月頃になるのかをまとめました。

 

・春ジャガイモ(春作)
最も一般的なジャガイモの作型です。
2月下旬~3月にタネイモの植え付けを行います。

 

春ジャガイモの基本の収穫は5月下旬~6月です。

 

収穫適期は、栽培地域やその年の天候、マルチの利用の有無などによって、
多少前後しますが、だいたいこの範囲におさまります。

 

・秋ジャガイモ(秋作)
秋ジャガイモは、関西以西の比較的暖かい地域で栽培が可能な作型です。
暖地寄りの中間地であれば、植え付け後に気温が下がるのも緩やかなので、
収穫まで十分な栽培期間をとることができます。

 

8月下旬~9月上旬に植え付けを行い、収穫は11月下旬~12月になります。
秋ジャガイモでは、収穫時期が近づいてくると、寒さによって地上部が自然に枯れてきます。

 

暖かい地域であれば、遅くまで霜が降りずに済むこともあるので、
収穫のタイミングも遅くなり、収穫したイモも大きくなる傾向にあります。

 

 

ノーザンルビーの収穫

 

 

・夏作
北海道や東北など、寒冷地と呼ばれる地域は、冬の寒くなるのが早いため、
秋ジャガイモの栽培は難しいとされています。

 

さらに、春に気温が上がるのも他の地域より遅く、夏にあまり気温が上がらないため、
生育期間が夏になる作型が向いています。

 

夏作では、5月に植え付けを行います。
5月といえば、春ジャガイモなら収穫が近くなる頃です。

 

中間地でこの時期に植え付けを行えば、気温が上昇しすぎてしまい、
今度は暑さのためにジャガイモの生育が止まります。

 

こう考えると、やはり5月が植え付け時期となる夏作は、
寒冷地でしかできない作型です。

 

ジャガイモの栽培期間は、約3ヶ月ほどが基準となります。

 

5月に植え付ければ8月に収穫となるはずですが、寒冷地の場合は夏が短く、
気温がそれほど上がらないので、栽培期間が延長されることがあります。

 

栽培状況によっては、8月に収穫することもありますが、10月頃になることもあります。

この場合は、地上部の枯れ具合や試し掘りした状態によって、
収穫時期を見極めるのがお勧めです。

 

 

プランター栽培でも、かなり増えて美味しいです

 

 

・冬作
寒冷地とは反対に、九州の一部などの暖地であれば、冬にジャガイモを栽培できます。
10月頃に植え付けを行う冬作は、収穫の時期が翌年の1月下旬となります。

 

暖地は寒冷地に比べれば冬でも暖かいですが、春ほど育ちやすいわけではありません。

そのため、冬作も栽培期間が伸びやすく、
収穫時期は1月下旬~4月中旬くらいになることがあります。

 

この場合も、地上部や地下のジャガイモの様子を見ながら、
収穫の時期を見極めましょう。

 

■参考
・ジャガイモ 地植えの栽培
・ジャガイモ プランターの栽培
・ジャガイモ 芽かき方法
・ジャガイモ 土寄せ方法
・ジャガイモ タネイモ販売
・ジャガイモ タネイモの選び方


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