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]]>洋風粉ふきいも、
懐かしく、どこか新しい風味です。
■洋風粉ふきいも
ジャガイモといえば、粉ふきいもを家庭科の調理実習で作った方も多いのでは?
はたまた、子どもの頃の食卓によくのぼっていた、
思い出の一品だという方もいるでしょう。
日本でもジャガイモはとても人気ある野菜です。
コロッケやポテトサラダのイメージも強いですが、
シンプルな粉ふきいもは、ジャガイモのおいしさをダイレクトに感じられる、
素晴らしい料理です。
塩だけで味付けすることの多い粉ふきいもを、少し洋風にアレンジしました。
ハンバーグやステーキの付け合わせにはもちろん、
冷めてもおいしいので、お弁当に入れることもできます。
収穫したてのジャガイモでも、試してみてくださいね。
●材料
ジャガイモ……400g~500g
塩コショウ……少々
バター(無塩)……15g
粉チーズ……大さじ1
●作り方
1.ジャガイモは皮を剥き、一口より少し大きいサイズに乱切りします。
2.鍋にジャガイモを入れ、ジャガイモがひたひたになるくらいの水を入れます。
中火にかけ、ジャガイモが柔らかくなるまで茹でます。
爪楊枝がすっと通るくらいまで火が通ったら、ザルにあけて湯を切り、
再び鍋に戻します。
3.ジャガイモを戻した鍋を弱火にかけ、
全体をゆすってジャガイモの表面に粉をふかせます。
バターと塩コショウを加えて全体に混ぜ、
バターの水分がなくなったら、火を止めて粉チーズを加えてざっくりと混ぜます。
イモを潰さないように器に盛りつけたら、出来上がりです。
●ポイント
ジャガイモは男爵を使っています。
ジャガイモには粉質と粘質があります。
粉ふきいもを作るには粉質が合っているので、
男爵、ノーザンルビーなどを選ぶのがお勧めです。
レシピでは無塩バターを使っていますが、有塩バターやマーガリンでも代用できます。
その場合は、塩の量を加減してください。
最後に粉チーズを混ぜる時、イモが柔らかく潰れやすいので、
練ってしまわないように注意します。
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]]>タネイモ、どっさり!
Q:ジャガイモはタネイモを育てますよね?
ジャガイモはどうして種子ではなくタネイモを植えて育てるのですか?
もし種から育てられるのであれば、どうやって入手すれば良いのでしょう?
A:種よりイモの方が発芽率高く、収量が多いからです。
[ジャガイモ なぜタネイモを使う]
ジャガイモは、タネイモを植えて育てるのが一般的です。
ホームセンターなどでも、種子の販売はなく、タネイモのみが出回っています。
タネイモから育てる理由としては、ずばり育てやすいからです。
種子から育てた場合と、タネイモから育てた場合で、
食用となるまでの期間や育ち方を知ると、タネイモから育てていることに納得できるでしょう。
■種子の場合の育ち方
1. 実から種をとる
種子の場合、市販にはないので、自家採取する必要があります。
ジャガイモも花が咲き、その後に実がつきます。
けれど、品種によって花がつきやすい品種、つきにくい品種があり、
さらに実がついて熟しやすい品種とそうでない品種があります。
この時点で、栽培に必要な種子が入手できる可能性が低くなるのです。
うまく花が咲いて着果したものは、熟すまで待って実から種を取り出します。
実も小さいですが、種もとても小さいので、細心の注意をはらって採取します。
2. 種をまく
採取した種を土にまいて、育てます。
発芽率はそれほど高くないので、
まいた数によってはまったく発芽せずに終わることもあります。
3. 育てる
うまく芽が出たものは、そのまま育てます。
水や肥料を与えつつ、地上部が枯れるまで育てましょう。
4. 収穫する
地上部が枯れる頃、うまくいけば地下にイモができます。
ただ、この時点でできるイモはとても小さく、食べられるサイズではありません。
このイモを食べられるサイズにまで育てるには、
結局は収穫した小さなイモをタネイモとして植え、
育ててイモを収穫するを数回繰り返し、少しずつイモを大きくしていくしかありません。
■タネイモの場合の育ち方
1. タネイモを植える
タネイモとして販売されているものを入手し、適期に植え付けます。
多く出回っているので、入手も難しくありません。
2. 育てる
一般的な育て方に沿って管理し、地上部が枯れるまで育てます。
植えたタネイモの凹みから芽が出て、それが地上まで伸びていきます。
根は芽の付け根の部分から発生します。
さらに生長すると、地中の茎からストロンと呼ばれる組織が発生し、
その先端に新しいイモができて肥大します。
3. 収穫する
地上部が枯れてきたら、収穫適期のサインです。
普通に育っていれば、この時点ですでに食用にできるサイズに育っています。
■なぜタネイモを使うのか?
ジャガイモを栽培する時、なぜ種子ではなくタネイモを使うのかというと、
やはり食用にできるまでの栽培期間でしょう。
種子の場合、種子を採取するのも難しいですし、
最初の栽培で収穫できるイモのサイズが小さく、食用には向きません。
そのイモを育てている間に花が咲いて実がとれたとしても、
次に種子から育てれば、また小さなイモができるサイクルになります。
これを食用になるまで育てるためには、
最初にできたイモを次の栽培のタネイモとして育てる必要があります。
結局はタネイモからの栽培となるため、何年もかかるやり方ではなく、
最初からタネイモを使って育てるようになったのでしょう。
■参考
・ジャガイモ 地植えの栽培
・ジャガイモ プランターの栽培
・ジャガイモ 芽かき方法
・ジャガイモ 土寄せ方法
・ジャガイモ タネイモ販売
・ジャガイモ タネイモの選び方
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]]>ジャガイモの露地貯蔵
ジャガイモの栽培期間は、おもに春と秋です。
珍しい作型として冬植え栽培もありますが、
基本的には春と秋のみの栽培となります。
寒地の場合はさらに限定され、春ジャガイモの栽培のみとなります。
秋ジャガイモの栽培も、すでに12月に収穫を終えているはずなので、
1月は畑に何も植わっていないことがほとんどです。
それでも、1月にジャガイモ栽培のためにできることはあります。
[ジャガイモ栽培 1月]
■1月のジャガイモ
秋ジャガイモの収穫は、12月のうちに終わっているはずなので、
畑には何もない状態でしょう。
冬植え栽培を実践している場合は、まだ栽培中のはずですが、
収穫にはもう少し時間がかかりそうです。
春ジャガイモの栽培までには少し時間がありますが、
それまでにできることはあります。
収穫した秋ジャガイモは貯蔵中のはずですが、
ちょっとしたことで傷みや病気が発生することがあるので、注意が必要です。
■1月の作業
・ジャガイモの保存
秋ジャガイモは、冬に収穫して春まで貯蔵できます。
ジャガイモは貯蔵できる期間が長いため、たくさん収穫できた時も安心です。
けれど、貯蔵環境が悪いと、どうしても傷みや病気が出やすくなります。
秋ジャガイモの場合、冬から春の寒い時期に貯蔵するため、
その点に注意して貯蔵します。
ジャガイモは、気温が低いと生育も難しいですが、イモの貯蔵にも不向きです。
イモが凍るほどの低温では、イモが急速に傷みます。
貯蔵する時は、霜が降りない場所を選びます。
室内でも、気温が下がって氷点下になるような場所は、避けましょう。
イモの量が多く、室内での貯蔵が難しい場合は、
戸外で土に埋めて貯蔵することも可能です。
土が断熱材の役割をしてくれるので、外気の影響を受けず、凍らずに済みます。
他にも、箱などに入れた時に何重にも重ねない、
暗い場所に置く、異常が出たものは健全なものと分けるなど、
ジャガイモを長持ちさせるためのコツがあります。
秋ジャガイモの貯蔵のコツについては、こちらにまとめてあります。
寒おこしをして用土を入れ替え消毒します
・土作り
12月に秋ジャガイモの収穫が終わり、ほっとしたのもつかの間、
今度は春ジャガイモの栽培に向けての準備が始まります。
春ジャガイモの植え付けは、早ければ2月下旬頃から始まります。
基本的な土作りであれば、2月に入ってからも間に合いますが、
土の状態をさらに良くするなら、1月から始めるのがお勧めです。
寒いことを利用し、寒おこしをして深くまで土を掘り起こせば、
寒さによる消毒も行えますし、地表と深層の入れ替えもできます。
また、米ぬかや堆肥などの有機質をこの時期から入れておけば、
ゆっくり分解されて、土の中の微生物が活性化できます。
土の状態が良くなれば、ジャガイモの生育にも良い影響が出ます。
ジャガイモは土の中に新しいイモが育つので、土の状態によって、
収量アップも夢ではありません。
ジャガイモの土作りに関しては、こちらに書いています。
春ジャガイモの栽培まで時間があるうちに、ぜひチェックしてください。
■参考
・ジャガイモ 地植えの栽培
・ジャガイモ プランターの栽培
・ジャガイモ 芽かき方法
・ジャガイモ 土寄せ方法
・ジャガイモ タネイモ販売
・ジャガイモ タネイモの選び方
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]]>すっごく嬉しいジャガイモ収穫!
ジャガイモ栽培では、イモが地中にできるため、
栽培途中でどれくらい育っているのか、地表を見ただけでは分かりません。
そのため、収穫の時が一番の楽しみであり、山場となります。
大切に育てたジャガイモを収穫した後、いつものように保存したはずなのに、
思っていたよりも早くに腐ることがあります。
ジャガイモが収穫後に腐るのには、何か原因があるのでしょうか。
[ジャガイモ 収穫 腐る]
■ジャガイモ 収穫 腐る
ジャガイモは、芽が出たり緑化したりするまでは、保存ができる野菜です。
保存時は、風通しの良い暗所に置くのが基本ですが、
湿気が多い梅雨や長雨の続く季節などは、
湿度が高くなることによって、腐ったりカビがはえることがあります。
気を付けて保存しているはずなのに、なぜか早々に腐ることもありますが、
こういった場合は風通しの悪さや湿度の高さだけが原因ではありません。
雨の日や畑が濡れているときの収穫は、できるだけ避けましょう
・雨の日に収穫した
ジャガイモを収穫した日が、どのような天気だったか、
土の状態がどうであったかによって、収穫後の腐りやすさが変わります。
ジャガイモを収穫する時は、晴れが続いて土が乾いている時がベストですが、
天候に振り回された挙句、晴れる日がなかなかやってこずに、
収穫適期が過ぎそうになることもあります。
そういった場合でも、土がなんとか乾いている時をみはからって収穫しますが、
収穫の時に土が含んでいる水分が多いと、
どうしてもイモ自体が含んでいる湿気も多くなります。
さらに、水分を含んだ土が泥のようになり、
収穫したジャガイモに付着しやすくなります。
土の中には、土を良い状態にする微生物もいれば、
ジャガイモが病気になる原因となる菌も存在します。
ただでさえ新ジャガイモは皮が薄くて柔らかいのに、湿気を含んでいる分、
さらに傷つきやすくなっています。
そのような状態で、菌が繁殖している土が長くついたままになっていれば、
腐りやすくなるのは当然です。
雨が続く時期は仕方ありませんが、収穫するタイミングは、
できるだけ土が乾いている時を狙いましょう。
また、表面に傷がつかないよう、丁寧に扱うことも大切です。
ジャガイモは丁寧に扱い、傷をつけたりぶつけないようにします
・傷、打撲
ジャガイモは、イモの中に養水分を溜めこみます。
そのため、時間が経過した後でも、タネイモから芽が出るのです。
ところが、イモの表面に傷がつくと、その傷口から中の水分が出てしまいます。
水分が抜けるというよりは、湿気た部分が空気に触れるため、
雑菌が増えやすくなるのです。
また、イモを落としたり何かにぶつけたりすると、
打撲となった部分から傷みやすくなります。
傷がついた時や落とした時に、すぐに変色や傷みが出るわけではありません。
少し時間が経ってから症状が出始めるので、
最初はなぜ早くに腐るのか分からないことも多いです。
ジャガイモを保存するときは、水洗いしてはいけません
・保存前に洗った
ジャガイモを収穫した後、晴れた日に収穫したとしても、
多少は土がイモについています。
この土は、通常であれば手で軽くとるだけなのですが、
中には土がついた状態で家に入れるのを嫌がり、
水洗いをしてから保存する方もいるようです。
せっかく晴れた日や土が乾いている日を狙って収穫しても、
保存前に水洗いしたのでは意味がありません。
水洗いした後にきちんと水気を拭いたとしても、見えない湿気が残ります。
しかも保存する時は重ねて置くことも多いため、
イモ同士が触れあっている部分は風通しが悪くなり、乾きにくくなり、
そこからカビや腐敗が始まります。
表面についた土が気になる場合は、手でなでて取るのが一番です。
また、土が乾くように、保存前に表面を乾燥させておくのもお勧めです。
ジャガイモは、半日くらい天日干しをしましょう
・保存前に天日干ししなかった
ジャガイモを収穫した後、半日ほど天日干しをします。
ジャガイモはイモに光を当てると、緑化という現象が起こります。
緑化した部分には毒があるので、食用にするイモは光に当てないのが鉄則です。
けれど、収穫してすぐのイモだけは、光を当てて乾燥をします。
半日ほどであれば、直射日光をイモに当てても、緑化する心配はありません。
むしろ直射に当てることによって、表面についた湿気を乾かします。
半日でも乾燥させることで、表皮がしっかりとしてきますし、
表面についた土も落としやすくなります。
さらに、直射日光を当てることによって、殺菌効果も期待できます。
半日天日に当てる時は、数時間でひっくり返し、全体に光が当たるようにしましょう。
■参考
・ジャガイモ 地植えの栽培
・ジャガイモ プランターの栽培
・ジャガイモ 芽かき方法
・ジャガイモ 土寄せ方法
・ジャガイモ タネイモ販売
・ジャガイモ タネイモの選び方
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]]>The post ジャガイモとそぼろの甘辛炒め first appeared on ジャガイモ栽培.com.
]]>
■ジャガイモとそぼろの甘辛炒め
すき焼きをする時、すき焼きのタレを使うことも多いでしょう。
けれど気になるのが、残ったタレの使い道です。
1回のすき焼きで全部使い切ることも難しいですし、
かといって短いスパンですき焼きをするというのもなかなか難しいものです。
すき焼きのタレは、実は甘辛味にしたい時にとても便利な調味料です。
すき焼きのタレを使った肉じゃがなどの定番おかずはもちろん、
コロッケの味付けや魚の煮つけなどにも使えます。
今回は、すき焼きのタレの甘辛い味ととても相性の良いジャガイモを組み合わせて、
そぼろ炒めを作ってみました。
すき焼きのタレの甘辛い味がそぼろによくしみ、
それがジャガイモに絡んでご飯がどんどん進みます。
●材料
ジャガイモ……3個~4個
豚ひき肉……150g~200g
タマネギ……1/2個
炒りゴマ……適量
すき焼きのタレ……大さじ3~大さじ4
ゴマ油……大さじ1
●作り方
1.ジャガイモは皮を剥き、さっと洗って水気を拭き取ります。
1cmくらいの厚さに切り、5mm~1cm角の拍子切りにします。
タマネギは皮を剥き、5mm幅くらいに切ります。
2.フライパンにゴマ油を入れ、中火にかけます。
フライパンが温まって香りがたってきたら、ジャガイモを加えて炒めます。
ジャガイモの縁が透き通ってきたら、一度フライパンからジャガイモを取り出します。
3.ジャガイモを炒めたままのフライパンを中火にかけ、温まったら豚ひき肉を加えます。
ひき肉をほぐしながら炒め、全体の色が変わったら、タマネギを加えて炒めます。
タマネギが少ししんなりしたら、ジャガイモを戻し入れて炒め合わせます。
そこにすき焼きのタレを加え、さらに炒め合わせます。
全体が混ざったら炒りゴマを加えて全体を混ぜます。
余分な水分が飛んで、ジャガイモに食感が残る程度火が通ったら、出来上がりです。
●ポイント
ジャガイモはどのような品種でも作れますが、
メークインなど火が通りにくい品種の場合は、
細めに切ると火が通りやすくなるのでお勧めです。
一度炒めた後取り出しておくことで、予熱である程度ジャガイモに火が入ります。
もし火が通るか不安な場合は、あらかじめレンジで加熱しておくのもお勧めです。
レシピでは豚ひき肉を使っていますが、合挽や鶏ひき肉でもおいしく作れます。
■参考
・ジャガイモ 地植えの栽培
・ジャガイモ プランターの栽培
・ジャガイモ 芽かき方法
・ジャガイモ 土寄せ方法
・ジャガイモ タネイモ販売
・ジャガイモ タネイモの選び方
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]]>The post ジャガイモ収穫 おいしくない first appeared on ジャガイモ栽培.com.
]]>北海道のジャガイモ畑
ジャガイモを一生懸命栽培したのに、
いざ食べてみると、苦みや水っぽい感じがすることがあります。
自分で育てたジャガイモがおいしくないと、とてもショックです。
ではなぜ、自家栽培のジャガイモがおいしくないのでしょうか。
[ジャガイモ収穫 おいしくない]
■ジャガイモがおいしくない原因
ジャガイモがおいしくなくなる原因は、
栽培中の手入れや収穫後の保存状態の悪さが考えられます。
栽培中や収穫後の保存状態をいまいちどチェックしてみましょう。
・緑化
ジャガイモに光が当たることで、表面が緑色になる現象のことです。
イモが緑化すると、その部分にソラニンという有害成分が増え、
食用に向かなくなってしまいます。
緑化がごく軽い状態で気づかずに食べてしまった時も、
表面に残った成分によって、えぐみや苦みを感じます。
緑化は、イモの表面に光が当たると、栽培中でも収穫後でも起きる現象です。
土寄せをしてあげれば、もっとおいしくなります
・水分過多
ジャガイモはもともと水の少ない、乾燥した土地で育っていた野菜です。
そのため、あまりに大量の水を与えていると、過湿になってしまいます。
過湿の状態で育てると、味が水っぽくなるだけでなく、
根腐れやタネイモの傷みなどにもつながります。
ジャガイモが水分を欲しがっている時に、水を与えることが大切です。
ジャガイモの様子を見ながら、水やりのタイミングを見計らうようにします。
・肥料過多
ジャガイモは、多肥で育てると、味に深みがなくなることがあります。
特に窒素分の多い肥料ばかり与えていると、窒素過多を起こしてしまい、
イモに栄養が回らなくなります。
ジャガイモは痩せ地でも育つほど丈夫な野菜です。
大きなイモを収穫しようと、肥料だけをどんどん与えるのは禁物です。
イモを収穫したら半日ほど天日に当て暗い所で保存します
■おいしいジャガイモを育てるには?
せっかく自分でジャガイモを育てるのであれば、
できるだけおいしいものを収穫したいですね。
基本に沿って育てれば、ほとんど失敗することはありませんが、
栽培中と収穫後にイモをおいしくする留意点がいくつかあります。
・育て方を見直す
まずは緑化を防ぐことです。
新しくできたイモの表面が土より外に出てしまうと、緑化しやすくなります。
必要な時に土寄せをしたりマルチ栽培などして、緑化を防ぐようにします。
また、多量の水と肥料は、ジャガイモには不要です。
ジャガイモはタネイモにある程度の養分が含まれています。
その養分を使い切っても、なお、育つための養分が不足している場合に、
足りない分を補うくらいの肥料分で、ちょうど良いという考え方もあります。
過剰な追肥は、病害虫や生育不良などの大きな要因にもなるため、
大量の水やりは、味わいを落とすので、避けるようにします。
・保存法を見直す
収穫した後すぐは、イモがまだ湿っていることが多いため、
半日ほど天日に当てて乾燥させます。
それ以降は、光を当てないようにすることで、緑化を防止することができます。
ジャガイモの緑化は、太陽の光だけでなく、室内の電灯でも起こります。
明るい場所に置いているだけで、
表面が緑色に変化するので、保存中の置き場所には注意します。
■参考
・ジャガイモ 地植えの栽培
・ジャガイモ プランターの栽培
・ジャガイモ 芽かき方法
・ジャガイモ 土寄せ方法
・ジャガイモ タネイモ販売
・ジャガイモ タネイモの選び方
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]]>The post ジャガイモ 収穫 穴がある first appeared on ジャガイモ栽培.com.
]]>ジャガイモの収穫、左上に不審な穴が!
ジャガイモは、栽培中に目的であるイモの状態が見えないため、
収穫の時までドキドキワクワクして楽しめます。
いざ収穫をした時、たくさんの大きなイモが収穫できると嬉しくなりますが、
よくよく見ると、何か異常が出ている場合もあります。
ジャガイモを収穫した時に穴があいているのは、何が原因なのでしょうか。
[ジャガイモ 収穫 穴がある]
■ジャガイモ 収穫 穴がある
ジャガイモを収穫した時、土からイモが出てくるだけで嬉しくなります。
けれど、収穫したジャガイモに、穴があいていることに後になって気付くことがあります。
ジャガイモに穴があいている時の原因は、実は1つではありません。
・害虫による穴
ジャガイモは生育中、地上部に茎葉が茂り、地下では根や新しいイモが育ちます。
地上部と地下のどちらにも害虫が発生する可能性がありますが、
実際に食べる部分となる新しくできたイモが食害されていると、
とても残念な気持ちになります。
イモの部分を食害する害虫は、意外と多いものです。
ケラと呼ばれるコオロギを平べったくしたような虫や、
ネキリムシと呼ばれるヤガ類の幼虫、ハリガネムシやゾウムシの幼虫、
ネグサレセンチュウなどが、地下のイモを食害します。
害虫の種類によって穴の大きさが変わりますが、場合によっては穴どころか、
イモの形が変わるほど食べられていることもあります。
ネグサレセンチュウなどは、穴をあけるだけでなく、
イモ全体が腐ったようになる症状が出ることもあるので、要注意です。
収穫後の状態が良くないジャガイモ
小さな穴があいている場合は、まだ中に害虫が潜んでいることもあります。
こうなるとそのイモを食べる気にはなれないので、実質収量が落ちます。
家庭菜園で楽しむ程度なら問題になりませんが、販売目的だとすると、
害虫被害が出ているものは品質が落ちますし、出荷できなくなるケースもあります。
地上部は目に見えているので、見回りなどによってある程度防除できますが、
地下の部分は見えない分、さらに注意しておく必要があります。
害虫は、連作を避けたり、土作りの段階で、
未熟な堆肥の使用をせずに完熟堆肥を使ったり、
太陽光を使った熱消毒や寒おこしなどでも、防ぐことができます。
特にセンチュウ類などは、連作することで被害が大きく出やすくなるので、
注意が必要です。
また、薬剤を適切に使用することで、かなり被害を軽減することができるので、
毎回被害が出る場合は、一度薬剤の利用を検討しても良いでしょう。
・病気による穴
イモに穴や凹み、傷み、カビのようなものの付着などの異常が見られる場合は、
病気が原因の可能性があります。
表面がやや凹んだようになっている場合や、軟腐病やそうか病、炭そ病などが疑えます。
カビが発生し、穴があいたようになっている場合は、青カビ病などの可能性があります。
また、表面上は特に問題がないように見えても、
イモの中心が黒くなって穴があいたようになっていることもあり、
この場合は褐色腐敗病や黒色芯腐の可能性があります。
ジャガイモがかかりやすい病気の多くは、連作を避け、
健全な土壌を保つ工夫をしておくことで、予防しやすくなります。
薬剤をできるだけ使いたくないのであれば、
日ごろから土作りや自然の力を使った消毒(太陽光による熱消毒、厳寒期の寒おこし)
を心がけましょう。
害虫と同様に、どうしても毎年被害が出るという場合は、薬剤の使用も検討しましょう。
・肥大しすぎによる穴
収穫した時、イモが大きいととても嬉しくなりますが、あまりにも大きく育ちすぎていると、
中に穴(空洞)ができることがあります。
そのため、収穫適期を迎えたジャガイモは、
収穫に適した天気のうちに収穫するのがお勧めです。
また、肥大しすぎというほどでなくても、乾燥や栽培中の高温に当たることによって、
表面に割れや穴のようなものが生じたり、中が空洞になることがあります。
いずれも病気ではありませんが、
栽培中の管理に少し気を配ることで回避できる場合もあるので、
収穫までは気を抜かないようにしましょう。
■参考
・ジャガイモ 地植えの栽培
・ジャガイモ プランターの栽培
・ジャガイモ 芽かき方法
・ジャガイモ 土寄せ方法
・ジャガイモ タネイモ販売
・ジャガイモ タネイモの選び方
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]]>
■ガリバタポテト
ジャガイモは色々な味付けにも順応できます。
けれど、ジャガイモ本来の味わいも捨てがたいものです。
ほくほくとした食感と、ほっこりとするジャガイモ本来の味わいは、
飽きることがありません。
そのため、ジャガイモはシンプルな調理法や味付けでもおいしく食べられます。
今回は、ジャガイモとアスパラをバターで焼いただけの簡単レシピです。
何の変哲もないレシピですが、ここにニンニクが入ることによって、
パンチ力が増してさらにおいしくなります。
味付けもシンプルなので、パンでもご飯でも合わせられますし、
冷めてもしっかり味がついているので、お弁当にもお勧めです。
●材料
ジャガイモ……3個~6個
アスパラ……3本~6本
ニンニク……1かけ~3かけ
バター(無塩)……20g~30g
オリーブオイル……大さじ1/2
ハーブソルト……適量
ブラックペッパー……適量
●作り方
1.ジャガイモは皮を剥き、1cm幅くらいの輪切りにします。
アスパラはさっと洗って水気をふき取り、下の硬い部分を切るか折り、
4cmくらいの斜め切りにします。
ニンニクは皮を剥いて硬い部分を取り除き、包丁の腹などを使って潰します。
2.フライパンにニンニクとオリーブオイルを入れ、
オリーブオイルにニンニクが浸るようにします。
そこにバターを加え、強めの弱火にかけます。
バターがすべて溶け、ニンニクの香りが出てきたら、アスパラを加えて焼きます。
アスパラを焼いている間に、耐熱容器にジャガイモを入れ、
ラップをして600wのレンジに4分かけます。
3.アスパラに焼き色がついたら、加熱したジャガイモも加えて焼きます。
時々混ぜてジャガイモにも焼き色がつくようにします。
アスパラに火が通ったら、ハーブソルトとブラックペッパーをふって全体を混ぜ、
器に盛り付けたら出来上がりです。
●ポイント
ジャガイモは小さいものなら6個、大きいものなら3個で作れます。
バターの量は多いですが、たっぷりのバターで作った方が風味が良くなります。
バターだけだと焦げ付きやすいので、オリーブオイルで補います。
ハーブソルトがない場合は、塩をしてお好みのドライハーブを加えても構いません。
また、ハーブが苦手な場合は、塩コショウのみでもおいしいです。
■参考
・ジャガイモ 地植えの栽培
・ジャガイモ プランターの栽培
・ジャガイモ 芽かき方法
・ジャガイモ 土寄せ方法
・ジャガイモ タネイモ販売
・ジャガイモ タネイモの選び方
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]]>The post ジャガイモ 雨で腐る理由 first appeared on ジャガイモ栽培.com.
]]>ジャガイモは、長雨が苦手です
ジャガイモは、家庭菜園でも育てることができるため、
長く菜園を楽しんでいる方はもちろん、初心者の方まで広く愛されています。
痩せ地などの悪条件でも育つということもあり、世界中で育てられています。
そんなジャガイモですが、雨が多いと腐るといわれます。
ジャガイモ栽培中に雨が多いと、本当に腐ってしまうのでしょうか。
[ジャガイモ 雨で腐る理由]
■ジャガイモ 雨で腐る理由
ジャガイモは、おもに春ジャガイモがメインとなりますが、
地域によっては秋ジャガイモが楽しめます。
どちらの季節も、天候が不安定になりやすく、栽培中に雨がよく降ることも多いです。
特に春ジャガイモは、収穫時期が梅雨と重なることもあるため、雨は多くなりがちです。
雨が多くなると、どうしても湿気を多く含むようになるため、
地下のタネイモや新しいイモが腐る可能性が高くなります。
とはいえ、絶対に腐るというわけではありません。
ジャガイモ栽培中に雨が多い時、腐るという現象が多くなる原因がいくつかあります。
植物の多くは、水はけの良い土を好みます
・水はけが悪い
栽培中に雨が多くても、育てている土の水はけが良ければ、
余計な水分が流れやすくなるため、腐ることはめったにありません。
ところが、水はけの悪い土で育てていると、一時雨がやんでも、
なかなか水分が流れていかずに、土が湿った状態を保つため、
過湿となって腐る可能性が高くなります。
ジャガイモはどちらかというと、乾燥気味に管理した方がうまく育ちます。
水はけの良い土を意識し、栽培前には土作りをしておきましょう。
土を改良しても水はけが気になる場合は、高畝にしたり、
畑の周りに溝を作って排水しやすくするなど、工夫しておくのがお勧めです。
・雨が多かった
ジャガイモを栽培する時期は毎年だいたい同じですが、年によって天候は変わります。
雨が少ない年もあれば、異常に多い年もあります。
特に近年は異常気象が起こることが多く、集中的に雨が降り続いたかと思えば、
今度はまったく降らないなど、予測ができないこともあります。
多少の雨であれば、水はけの良い土で育てていれば、
ある程度過湿を回避することができます。
ところが、あまりにも雨が多いと、水はけの良い土であっても水が流れず、
過湿となって腐ることがあります。
また、雨が多い年は病気が多発することも多く、地中のイモだけでなく、
葉や茎などがとろけて腐ったようになる症状が出ることもあります。
病気は薬剤などを使って予防することもできますが、それも絶対ではありません。
努力しても、天候不順によって腐る症状が出たり、収穫したイモが腐りやすくなることは、
プロの農家であっても起こることです。
・傷がついた
降雨量が少し多いな、というくらいであっても、
収穫したイモが腐っていることがあります。
多くは、収穫適期になっているにも関わらず、長く畑に放置した場合ですが、
実は水分が多すぎたことだけが原因ではないのです。
土に埋まったままのイモを放っておくと、害虫やモグラなどが食害することによって、
イモに傷がつきます。
傷がついたイモは、土の中であろうと外であろうと、傷みやすい状態です。
そんな状態で土に湿気が多くなれば、カビや腐敗が進むのは当然のことです。
栽培中のジャガイモであっても、地中のイモが害虫被害などで傷がつけば、
栽培中に雨が多く降ることで腐りやすくなります。
収穫はできるだけ土が乾いた時を狙いましょう
■ジャガイモ 保存中の注意点
収穫した時に問題ないように見えても、保存中にジャガイモが腐ることがあります。
原因はいくつかありますが、栽培中の雨が多かったり、土が湿った状態で収穫したり、
イモに傷がついたりすると、保存中の腐敗が多くなります。
栽培中に雨が多いのはどうしようもありませんが、
収穫時はできるだけ土が乾いた時を狙います。
土が濡れていると、ジャガイモ自体の水分がおおくなる上に、
表面に水分を多く含んだ土が付着したままになります。
収穫後、半日ほど乾燥はさせますが、短時間では土は乾かず、
ジャガイモについたままになることも多いです。
そんな状態で保存していると、湿気た部分からカビや腐敗が始まります。
ジャガイモの収穫作業中や、保存するためのコンテナなどに移動させる時、
手荒に扱うと傷がつきやすくなります。
傷口はどうしても傷みやすいので、傷がついているものを見つけたら、
できるだけ早く消費してしまうのがお勧めです。
■参考
・ジャガイモ 地植えの栽培
・ジャガイモ プランターの栽培
・ジャガイモ 芽かき方法
・ジャガイモ 土寄せ方法
・ジャガイモ タネイモ販売
・ジャガイモ タネイモの選び方
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Q:ジャガイモを収穫する時は、どれくらい枯れたら十分に生長しているのでしょうか。
もし地上部が枯れるのを待たず、早めの収穫をしたら、小さいイモになっていますか?
A:試し掘りしてみるのがお勧めです。
[ジャガイモ 早めの収穫]
ジャガイモは、地下にイモができて肥大していくため、
収穫する時までどうなっているのか分かりません。
その分、楽しみでもありドキドキもします。
どうしても気になるため、収穫の時期まで待ちきれない方も多いでしょう。
ジャガイモを収穫できるか判断する目安は、地上部の枯れ具合以外にもあります。
・地上部が枯れてから収穫
基本的には、地上部が枯れるまで待ってからの収穫がお勧めです。
早めに収穫するのであれば、せめて全体の半分くらいが黄変してから収穫します。
収穫適期よりも早くに収穫すると、イモがまだ十分に生長しておらず、
小さなものしか収穫できない場合があります。
小さなイモは完熟の状態に比べて未熟な分、食味が劣っていたり、
貯蔵性が落ちたりと、あまり良いことはありません。
イモが小さすぎると、食用に向かないこともあり、収量が減るどころか、
せっかく育てても小さすぎてほとんど食べられないこともあります。
ジャガイモの収穫時期を考えると、夏野菜の定植時期とかぶります。
限られたスペースで家庭菜園をしている場合、スペースの都合上、
ジャガイモを早めに収穫しなければならないこともあるでしょう。
けれど、まだ青々としている状態での収穫は、できるだけ避けたいものです。
ジャガイモの収穫時期を考えて、夏野菜とは異なる区画を設けておくと良いでしょう。
どうしても早めに収穫したい場合は、試し掘りしてみるのがお勧めです。
複数株育てている場合に限りますが、1株だけ試しに掘り上げてみた時、
イモのサイズが十分であれば、収穫可能です。
まだイモが小さく、地上部が青々としている場合は、
やはり枯れるまで待ってから収穫した方が良いでしょう。
ただし、地中のイモが小さくても、地上部が枯れている場合は生長が止まるので、
天気などの様子を見て収穫を行います。
・日数で収穫
ジャガイモの栽培期間は、だいたい100日といわれています。
タネイモを植え付けた日から数えて、100日くらい経過すると、
ちょうど収穫適期に入っていることが多いのです。
地上部だけで判断が難しい時は、この100日という日数で判断すると良いでしょう。
・天気の都合で収穫
地上部が完全に枯れてからの方が、地下のイモが熟している可能性が高くなるのですが、
どうしても天気の都合上、早めに収穫する必要が出てくることがあります。
特に春ジャガイモで起こりやすいのですが、収穫時期が梅雨を重なりやすいのです。
ジャガイモの敵は湿気です。
収穫前に雨が降り、土が湿った状態で収穫を行うと、出てくるイモも湿っています。
すでに湿っているイモは、雨の当たらない場所で乾燥させても、
しっかり乾ききらないうちに貯蔵に入るため、貯蔵中にカビや腐敗が発生しやすくなります。
地域によっては、梅雨に入ってから収穫しなければならないこともあります。
その場合、試し掘りをして十分なサイズになっていれば、地上部が枯れていなくても、
土が乾いている日を狙って収穫を行いましょう。
■参考
・ジャガイモ 地植えの栽培
・ジャガイモ プランターの栽培
・ジャガイモ 芽かき方法
・ジャガイモ 土寄せ方法
・ジャガイモ タネイモ販売
・ジャガイモ タネイモの選び方
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