マチルダ

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マチルダ

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マチルダ

 

 

小ぶりなジャガイモですが味は絶品。
小さくても完熟し、独特の食感が特徴です。
種イモの入手がやや困難です。

 

マチルダの特徴と栽培のポイントをご紹介していきます。

 

 

[マチルダ]

 

 

■マチルダの特徴

 

・スウェーデン生まれの中晩生品種
マチルダはスウェーデンで育成された品種で、

 

昭和60年にホクレン農業協同組合連合会が輸入しました。
その後北海道で栽培され、平成5年には北海道の優良品種となりました。

 

名前の由来は諸説ありますが、マチルダの名前は女性名で実在する人物にも居ますが、
豊作の女神とされるMatildaが由来になっているというのが、有力だそうです。

 

熟期は男爵薯よりやや遅い中晩生になります。

 

・目が浅く形がととのう
目が浅く、表面がなめらかで皮が剥きやすいです。
表面がややザラつくことがありますが、問題は無いです。
小さいながらも形がととのい、食味も良いことからホールポテトなどに使われます。

 

・小粒で独特の食感
男爵薯よりやや小さいサイズで、通常小さいイモですと、
未熟のイモがあることもありますが、小さいながらも完熟します。

食感はホクホク感がありながらなめらかさも持っていて、
一般的なジャガイモにないような食感が特徴です。
また、甘みがやや強いですがあっさりとした甘みを持っています。

 

・その年の気候で肉質が変わる
気候に限らず、環境によって肉質が変わります。
涼しい年はやや粉質に、暑い年はやや粘質になることが多いです。
毎年同じ肉質のものが作れるとは限らないので、両方の肉質を楽しむこともできます。

 

 

 

 

■マチルダの栽培のポイント

 

・肥料
一般的なジャガイモと同じですが、チッソの多用は避けます。

 

・植え付け
小粒のイモを増やすために種イモは大きいものを切らずにそのまま植えつけます。
株間は一般的なジャガイモと同じ間隔を取ります。

 

・病害虫
えき病には強いですが、今までのえき病と違う病原菌の発生が見られるので、
防除はしっかりと行います。
またジャガイモシストセンチュウには抵抗性を持っていないです。

 

 

マチルダのポテトサラダは、絶品です

 


■マチルダのオススメの食べ方

 

ホクホクとなめらかさの両方を持っていて甘みが強いので、
ポテトサラダやジャーマンポテトなどが向いています。
煮崩れは少ないほうなので、どの調理法にも適しています。

 

■参考
・ジャガイモ 地植えの栽培
・ジャガイモ プランターの栽培
・ジャガイモ 芽かき方法
・ジャガイモ 土寄せ方法
・ジャガイモ タネイモ販売
・ジャガイモ タネイモの選び方


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