種ジャガイモ 余ったら

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種ジャガイモ 余ったら

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春作、秋作と栽培でき、肉質の変化も楽しめるデジマ

 

 

ジャガイモ栽培用に種芋を買ったものの、
実際に植えたら余ってしまうことが、よくあります。

 

種芋と、スーパーに並んでいるジャガイモと大差がないように見えます。

余ってしまった種ジャガイモには、利用法があるのでしょうか。

 

[種ジャガイモ 余ったら]

 

 

■食用にできる?

 

種ジャガイモが余った時に、まず気になるのが、食用にできるかどうかです。
催芽処理を行った後だと、芽も出ていますし、表面が緑化していることもあります。

 

見た目はあまり食用に適していないように見えますが、
芽や緑化した部分を取り除けば、食べることができそうに感じます。

 

ところが種芋は、出荷される前に、消毒されている可能性があるのです。
消毒に使う薬剤は、人に有害なものが多いので、
消毒済みの種ジャガイモの場合は、食用にすることはできません。

 

種芋を販売している業者によっては、薬剤処理を行っていないところもあります。
その場合は、パッケージや店頭に、余った分は食用にできる旨が書かれています。
もし不安な場合は、問い合わせをしてみても良いでしょう。

 

では、もともと食用としてスーパーで売られているジャガイモを、
種芋として使えば良さそうに思えますね。

 

けれど、スーパーや八百屋のジャガイモもやめておいた方が無難です。
というのも、食用として販売されているジャガイモの中には、
すでに病気にかかっているものが混ざっている可能性があるためです。

 

病気にかかっているジャガイモを食べたとしても、特に問題はありません。
けれど、病気にかかっているジャガイモを植え付けてしまうと、
その株は確実に病気にかかり芽も出ずに終わることがあります。

 

園芸店などで種芋として販売されているものは、
消毒などを受けていたり、種芋として使えるように、
病気の検査がすでにされているため、種芋として使うことができるのです。

 

 

種ジャガイモ、どう見ても食べられそうですが

 

 

■次期のタネイモにできる?

 

食用として使えないなら、次のシーズンの種芋として使えないのでしょうか。
ジャガイモは春に栽培されることが多い野菜ですが、
霜が降りない地域や、降りるのが遅い地域であれば、秋にも栽培が可能です。

 

春に植え付けで余った種芋を、保存し秋ジャガイモを栽培できたら便利です。
ジャガイモは、5度以下にならない、
できるだけ涼しく暗い場所で保管することで、保存期間が長くなります。

 

なんとか環境を整えてあげれば、もしかすると秋まで保存できるかもしれません。
ただし、ジャガイモの秋栽培に適した品種とそうでない品種があります。

 

残ったタネイモが、秋栽培に適した品種なら、まだ可能性はあるでしょう。
さらに、春栽培用の種芋として流通しているものは、
すでに休眠が破られていることが多いです。

 

休眠が破られているということは、いくら休眠が深い品種でも、
すでに芽を出す準備整っているということです。

 

いくら注意して保存していても、芽が大きく出てしまったものは、
次のシーズンまで保管はできません。
いずれにせよ、次期の種芋としての利用も難しいです。

 

管理人は、菜園仲間と品種の違う種芋を分け合って、栽培しています。
けっこうお得に、いろいろな種類のジャガイモを育てられます。

 

■参考
・ジャガイモ 地植えの栽培
・ジャガイモ プランターの栽培
・ジャガイモ 芽かき方法
・ジャガイモ 土寄せ方法
・ジャガイモ タネイモ販売
・ジャガイモ タネイモの選び方


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ジャガイモ タネイモ

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