ジャガイモ 種芋 切らない

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ジャガイモの種芋 切らない?

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秋作のデジマの種芋、大きさが揃っていて植え付けしやすいです

近日、植え付けがしやすい大きさ(40g~60g)に選別された種芋が増えています

 

 

ジャガイモの育て方を見ていると、種芋を切ると書いて有ったり、
切らないまま使うと書いてあったりします。

 

実際には、ジャガイモの種芋は切った方が良いのでしょうか。
それとも切らずに植えた方が良いのでしょうか。

 

 

[ジャガイモの種芋 切らない?]

 

 

■ジャガイモの種芋は切る? 切らない?

 

結論は、ジャガイモの種芋は、切っても切らなくてもどちらでも構いません。
ジャガイモには春作と秋作があり、春作はまだ涼しいうちに植え付けを行うので、
切って植えることもありますが、秋作では切らずに植え付けます

秋植えの植え付け時期はまだ気温が高く、切り口から芋が腐りやすいからです。

 

また、種芋が大きい場合は、2か3つに切って植えることもあります。
けれど、種芋が大きくても、そのまま植え付けるという人もいます。

 

ジャガイモの種芋は、40g~60gのものが適しているので、
大きい場合はそれくらいに切って、
小さい場合はそのまま植えることが多いです。

 

 

芽出しをして、このまま植え付けるデストロイヤー

 

 

■ジャガイモの種芋を切らないメリット、デメリット

 

ジャガイモの種芋を切らずに植えると、
メリットもありますがデメリットもあります。

 

良いことも悪いことも知っておき、
植え付けの段階になって切るかどうか、悩まないようにしておきましょう。

 

・メリット
種芋を切らずに植え付けるということは、傷をつけずに植えるということです。
ジャガイモは種芋であっても、傷があれば菌が入り込み、
病気やカビ、腐敗の原因となります。

 

植えた種芋がダメになってしまうと、
満足に芽も出ずに終わることもあるので、傷の有無は重要になります。

 

種芋を切らずに使えば、その分病気への感染の確率が減って安心です。
また、余計な手間を加える必要がないため、作業が減り作業の失敗もなくなります。

 

 

種芋は切るべきなの?

 

 

・デメリット
種芋は、切ることで単純に個数が増えます。
狭い場所で育てる分には、種芋も余りがちなので良いのですが、
広い場所でたくさんの株数を育てたい人にとっては、種芋代がかかります。

 

大きめの種芋を切ることで、種芋代を節約することができるので、
切らずに植えるとその分種芋代がかかります。

 

また、1個の種芋についている芽の数が多いと、
切らずに植え付けると、出てくる芽の数も多くなります。

 

1株で育てる芽の数は限られているため、芽がたくさん出てきても、
ある程度は芽かきをして減らす作業が必要となります。

 

特に1個のサイズが大きい種芋は、芽の数も多いので、
芽かきの作業に時間がかかることがよくあります。

 

 

種芋、半分に切って40g~60gで植え付けました

 

 

■大きめの種芋がたくさんある場合

 

人によって、必要な種芋の数は異なります。
自宅の庭やベランダなど、限られたスペースで、
ジャガイモ栽培を楽しむのであれば、それほど多くの種芋は必要ありません。

 

けれど、ジャガイモの種芋は1袋500g~1kg入りなどで販売されているため、
余ることもあります。

 

そんな時に、無理に切って植え付けると、
さらに株数が増えるため、余る種芋の数も増えてしまいます。
この場合は、2つに切れるサイズでも、切らずに植え付けて構いません。

 

芽かきの作業が面倒と感じる場合は、植え付ける前に芽だしを行い、
芽が集中している部分を間引いておくと、後の芽かきの作業が楽になります。

 

■参考
・ジャガイモ 地植えの栽培
・ジャガイモ プランターの栽培
・ジャガイモ 芽かき方法
・ジャガイモ 土寄せ方法
・ジャガイモ タネイモ販売
・ジャガイモ タネイモの選び方


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