ジャガキッズレッド

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ジャガキッズレッド

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ジャガキッズレッドの種芋、今年は育ててみます

 

 

ジャガキッズレッドは、ジャガキッズパープルの赤皮バージョンのジャガイモ品種です。

なぜかいまだ種苗登録がされていませんが、種芋の販売はされているようです。

 

ジャガキッズレッドの特徴や、栽培のポイントなどをご紹介します。

 

[ジャガキッズレッド]

 

 

・登録年
・登録番号
・作型 春作、秋作
・主な産地 九州各地、関西以西
・特性 煮崩れしやすい粉質
・栽培難易度 中級

 

 

■ジャガキッズレッドの特徴

 

・既存品種の選抜から生まれた品種
ジャガキッズレッドは「ネオデリシャス」という既存の品種から、
選抜を繰り返して生まれた品種です。

 

ネオデリシャスは、食味はまずまずだったものの、イモの大きさの揃いが悪く、
目が深いのが難点でした。

そこで選抜を繰り返し、生まれたのがジャガキッズレッドです。

 

ジャガキッズレッドは、ネオデリシャスと同じ赤皮ですが、
同じように選抜された兄弟品種に「ジャガキッズパープル」もあります。

 

こちらは名前の通り、表皮が紫色をしているのが特徴で、
種苗登録も1990年にされました。

 

ネオデリシャスの食味の良さと表皮の赤色を引き継ぎ、
目の深さを克服しているにも関わらず、ジャガキッズレッドは種苗登録がまだのようです。

 

インターネットなどで種芋の販売はされているので、
興味のある方は育ててみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

・赤皮で黄肉
ジャガキッズレッドは、表皮の赤色が特徴です。

イモ自体のサイズはそれほど大きくなく、男爵などと比べるとやや小さめですが、
ころりと丸みを帯びていて可愛らしい雰囲気があります。

 

中には少し扁平気味になるイモも出ますが、気になるほどではありません。

 

ジャガキッズパープルと同じく、中の肉色は黄色です。
男爵に比べると黄色が濃く、見るからに甘みがありおいしそうに見えます。

 

事実、ジャガイモ特有の香りと、ほんのりとした甘みを持っているため、
食味が非常に良い品種です。

 

・粉質タイプの肉質
ジャガキッズレッドは、目が浅めで形も球形~卵形をしているため、
粘質と思われることがあります。

実際は粉質タイプなので、煮込み料理に使うと煮崩れをしやすいので要注意です。

 

皮の赤色を生かし、皮を残した状態で蒸したり茹でたりしたものを、
中央で割ってそのまま提供すれば、赤色が鮮やかで食欲をそそります。

 

ほんのりとした甘みやジャガイモの優しい風味があるので、
バターや塩だけのシンプルな味付けでもおいしく食べられます。
また、こってりとしたクリーム系の味付けでも楽しめます。

 

・長期保存に向かない
ジャガキッズレッドは休眠期間が短いため、長期の保存には向きません。

休眠期間の短いジャガイモは芽が出やすく、貯蔵中に芽が出ると、
可食部分が少なくなりますし、ひどければすべて処分することになります。
芽が出ないおいしいうちに消費するのがお勧めです。

 

 

■ジャガキッズレッドの栽培のポイント

 

・二期作が可能
ジャガキッズレッドは休眠期間が短く、長期保存には向きません。
けれど、この性質を利用して、二期作が可能になります。

ジャガイモは春作が基本ですが、中間地や温暖地なら、秋作も可能です。

ジャガイモの中にも、秋作ができる品種とできない品種があり、
その違いは休眠期間にあります。

 

休眠期間が長い品種では、秋になっても芽が出にくい状態のままなので、
土に植えても育たない可能性があります。

 

その点、休眠期間が短い品種は、秋になると芽が出やすくなるため、
秋作で育てることができるのです。

 

・直立性で素直な株姿
ジャガキッズレッドは、直立性の株姿をしていて、
葉も株のサイズも中程度なので、育てやすい品種です。

 

イモは大きくなりすぎると、中心に空洞ができやすくなるので、
それほど株間を広くとる必要はありません。

どちらかというと、基本に沿って栽培することで、良いイモがたくさん収穫できます。

 

直立性ではありますが、栽培環境や状態によっては、茎が倒伏することがあります。
心配な場合は、支柱と紐を使って株の周りを囲み、
茎が倒れにくくしてあげると良いでしょう。

 

・花は紫色
ジャガキッズレッドの花色は、紫色です。
花全体が紫色をしていますが、花弁の先端だけは白っぽく色が抜け、
ジャガイモの中では少し珍しい花色です。

 

兄弟品種であるジャガキッズパープルも、
同じように花弁の先端が白っぽくなるのが特徴です。

 

 

こふきいもが抜群に美味しいです

 

 

■ジャガキッズレッドのオススメの食べ方

 

ジャガキッズレッドは、粉質タイプのジャガイモです。
煮込み料理にそのまま使うと、煮崩れを起こしやすいので、
長時間の煮込みには向きません。

 

同じ茹でる料理なら、丸ごと茹でてそのまま食べたり、
皮を剥いて適当な大きさに切ったものを茹で、こふきにするのが良いでしょう。

 

肉色の黄色が濃く、調理後の変色も少ないので、薄く切って油で揚げ、
チップスにするのにも適しています。

 

蒸したり茹でたりしたものを潰し、ポテトサラダやコロッケにすれば、
ジャガキッズレッドが持っている風味を生かすことができます。

 

バターやクリーム、チーズとの相性も良いので、
グラタンなどの洋食に使ってもおいしく食べられます。

 

■参考
・ジャガイモ 地植えの栽培
・ジャガイモ プランターの栽培
・ジャガイモ 芽かき方法
・ジャガイモ 土寄せ方法
・ジャガイモ タネイモ販売
・ジャガイモ タネイモの選び方


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