ジャガイモ 種芋 違い

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ジャガイモと種芋の違い

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ジャガイモは、スーパーで年中見かける野菜です

 

栽培できるのは春と秋ですが、
植え付け時期には、ホームセンターの園芸コーナーなどに種芋が並びます。

 

どちらも外見は普通のジャガイモのように見えますが、
この2つには何か違いがあるのでしょうか。

 

 

[ジャガイモと種芋の違い]

 

 

■ジャガイモと種芋の違いは?

 

いつも食べているスーパーで売られているジャガイモと、
種芋として販売されているジャガイモは、見た目にはそれほど違いは見られません。
でも、実際には色々と異なる部分があるのでご案内します。

 

・用途が違う
まず、最も大きな違いといえば、用途の違いです。
スーパーで売られているジャガイモは食用のジャガイモで、
そのまま料理に使って食べることができます。

 

反面、種芋として販売されているものは、食用にすることはできません。
食用のジャガイモは種芋にできるかというと、あまりお勧めできません。
食用は食用、種芋は種芋としてしか使うのが安心です。

その理由をご説明しましょう。

 

 

デジマの種芋

 

 

・栽培過程が違う
種芋として販売されているジャガイモと、食用としてのジャガイモでは、
育てられてきた過程が異なります。

 

種芋用のジャガイモは、最初から種芋用として栽培されているため、
一般的なジャガイモとは管理方法が異なります。

 

ジャガイモはウィルス系の病気に感染することがあり、
病気に感染した状態でできたイモには、ウィルスが残ります。

 

ウィルスの残った種芋を使って育てた株は、
ウィルス病を発病して収量を落とす原因となります。

 

ウィルス病を防ぐため、種芋として育てられるジャガイモは、
栽培中に何度も検査を受けることとなります。

 

このウィルス病にかかったジャガイモは、人には悪影響がないため、
食用のジャガイモの中には、ウィルス病にかかっているものも混ざっています。
商用のジャガイモを種芋として使えないのは、こういった理由もあるのです。

 

また、種芋を栽培する時には、病気の被害が出ないよう、
食用のジャガイモを栽培する時には使わない薬剤を使う場合もあります。
このように、食用と種芋用とでは、栽培途中の管理や基準が異なります。

 

 

芽だし中のデストロイヤーの種芋

 

 

・収穫後の処理が違う
食用のジャガイモと種芋用のジャガイモとでは、収穫後の処理も異なります。
食用のジャガイモの場合、店舗に並んでいる間に発芽しないように、
芽がでにくくなるような処理が行われます。

 

対して種芋用のジャガイモの場合は、芽が出にくくなる処理は、
状況によって行われたり行われなかったりします。

 

種芋用のジャガイモに施す発芽抑制処理の目的は、
芽を出させないことではなく、発芽するタイミングを調整することです。

 

そのため、発芽調整が必要でない場合は、
発芽抑制処理を行わない場合もあるようです。

 

さらに、種芋用のジャガイモは、栽培中に病害虫の発生が抑えられるよう、
薬剤処理される場合が多いです。

 

この薬剤処理は、食用のジャガイモには施されることはなく、
また薬剤処理をすることによって、食用には適さなくなります。

このように食用と種芋用では、収穫後の処理や管理も異なります。

 

■参考
・ジャガイモ 地植えの栽培
・ジャガイモ プランターの栽培
・ジャガイモ 芽かき方法
・ジャガイモ 土寄せ方法
・ジャガイモ タネイモ販売
・ジャガイモ タネイモの選び方


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