ジャガイモ 連作

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ジャガイモ 連作

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ジャガイモは、ナス科の野菜で主に早春に栽培する野菜です

 

 

地域によっては、秋にも栽培することができます。

同じ場所で何度もナス科の野菜を育てた時、心配なことが連作障害です。

 

ジャガイモはとても丈夫で育てやすい野菜ですが、
連作障害があるので気をつけたいことと対策をご紹介します。

 

[ジャガイモ 連作]

 

 

■ジャガイモの連作障害

 

ジャガイモは、ナス科ナス属の植物です。

 

ジャガイモの見た目からは想像できませんが、
ジャガイモを栽培すると花がナスとよく似ているので分かります。

 

ナス科にはジャガイモの他に、ナスやトマト、ピーマンなどがあります。
どれも家庭菜園では人気の野菜なので、夏に育てるという方も多いかと思います。

 

けれど、このナス科の野菜というのは、連作障害が出やすい野菜としても有名です。
連作障害は、同じ野菜を続けて育てることで出ますが、
同じ科の野菜を育てることでも出やすくなります。

 

つまり、ジャガイモとトマトは別の野菜ですが、
同じ科の植物なので、続けて育てると連作障害が出やすくなります。

 

連作障害を防ぐには、1度育てた後、しばらく時間をおく必要があります。
その期間は野菜により異なり、ジャガイモの場合は1年~2年といわれています。

 

では、実際にジャガイモを続けて栽培した時、
どのような連作障害が出るのでしょうか。

 

・病害虫の増加
連作障害で最も出やすい症状は、病害虫の被害です。
特定の植物を連続して育てることで、
病気の原因となる菌や害虫も、特定のものが多く留まります。

 

ジャガイモを狙う病原菌や害虫が増えれば、被害も大きくなるため、
連作をすればするほど病害虫の被害が出る可能性は高くなり、
被害が出た時の大きさも拡大する可能性があります。 

 

ジャガイモの場合、植え付けてから収穫まで、3ヶ月~4ヶ月ほどかかります。
しかも他のナス科野菜である、トマトやナスなどのように、
大きく育った実をその都度収穫するわけにもいきません。

 

病害虫の被害が出れば、1つも収穫できないということもありえます。

 

・肥料バランスの崩れ
もう1つの連作障害の症状としては、肥料バランスの崩れによる生育不良があります。
野菜に限らず、植物は種類によって、好む肥料が違います。

 

そのため、肥料の好みが似ているものばかりを続けて育てていると、
土中の肥料成分のバランスが偏ってしまいます。

 

土の中の肥料成分が、必要なものは少なくなり、不要なものが多くなると、
ジャガイモの生長に異常があらわれるようになります。

 

 

■連作障害対策

 

ジャガイモの連作障害が出ないようにするには、毎回違う場所で栽培することです。
ただ、スペースの限られている庭で育てる場合、そのようにはいきません。

2年あければ大丈夫と分かっていても、
なかなかスペースの都合がつかない場合が多いのも確かです。

 

そんな時は、できるだけ病原菌を減らしたり、害虫を遠ざける工夫をしましょう。
100%防げるわけではありませんが、軽減することができます。

 

 

 

ジャガイモのタネイモ(出島)

 

 

1.タネイモを入手する
育てたジャガイモを保存しておくことで、次のタネイモにすることは可能です。
ただし、イモはタネイモの状態から病気に感染していることがよくあります。

 

ウィルス病などにかかっているタネイモを使ってしまうと、
その土壌ではウィルスが蔓延してしまうこともあるので、
できればタネイモは毎回購入した方が安心です。

 

2.病気に強い品種を使う
同じナス科のトマトなどは、接ぎ木苗を使うことにより、
連作障害を予防することができます。

 

ところが、ジャガイモには、連作障害自体を防ぐことができる品種がありません。
育ち方の問題もあり、接ぎ木もできません。

 

ただ、特定の病気に強い品種があるので、そういった品種を選ぶのがお勧めです。
ジャガイモには意外と多くの品種があります。

 

青枯れ病なら農林1号、疫病ならホッカイコガネ、
ジャガイモシストセンチュウならキタアカリなどがあります。 

 

3.土壌消毒をする
病害虫を減らすのであれば、土壌消毒は必須です。
薬剤を使った消毒ももちろん可能ですが、家庭では難しい場合もあるでしょう。

 

なにより安全とされていても、薬となると影響が気になります。
また、扱いが難しい部分もあるため、利用しにくいことが多いです。

 

そんな時は、太陽光を利用した熱消毒や、寒さを利用した寒おこしがお勧めです。
熱や冷たさにより、病原菌や害虫が減る仕組みです。

 

地植え部分の土はもちろん、プランター栽培で使った古土を再利用する場合も、
こういった消毒を行ってから再利用すると、心配が減ります。

 

4.コンパニオンプランツの活用
ジャガイモの近くにコンパニオンプランツを混植することで、
病原菌や害虫を遠ざけることができます。
キンセンカやマリーゴールドは、センチュウ避けの効果があるとされています。

 

>>ジャガイモの種イモを各種見てみる


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