ジャガイモ 春植え

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ジャガイモ 春植え

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■ジャガイモ 栽培暦

 

植え付け 発芽 収穫

 

 

■ジャガイモ 栽培データ

 

英名・学名 potate・solanum tuberosum L.
形態 多年草
原産地 南米アンデス山脈高地
草丈/樹高  60cm~70cm
収穫期 6月中旬~下旬(地域・作型による)
栽培難易度(1~5)  2
耐寒性 やや弱い
耐暑性 弱い
特性・用途  食用にできる、育てやすく収穫の醍醐味が大きい

 

 

[ジャガイモ 春植え]

 

 

ジャガイモは春と秋に育てられる野菜です。
春植えは、2月下旬から3月上旬に植え付けるので、栽培開始は意外と早いです。

春植えのジャガイモの特徴や、栽培のコツをご紹介します。
*なお、春ジャガイモ栽培の流れと詳細は下記もあわせてご覧ください。
>>ジャガイモ 地植えの栽培
>>ジャガイモ プランターの栽培

 

■春植えジャガイモの長所・短所

 

春植えと秋植えは基本的な育て方は同じです。
けれど、それぞれに長所や短所があります。

 

・収量が多い
春植えのジャガイモは、秋植えに比べて収量が多い傾向にあります。
早春~初夏にかけての温暖な気候と、
だんだんと長くなる日照時間によって、生育が良くなるのでしょう。

 

春植えのジャガイモは、発生するイモの数も増え、
1個1個のイモの大きさも大きくなりやすいのが特徴です。

 

 

良いタネイモを選べば8割がた良い収穫になると言われます

>>ジャガイモ タネイモの選び方

 

 

・品種が多い
春植えジャガイモは、育てることができる品種が、とても多いです。
秋植えジャガイモは、品種がかなり限られます。

 

ジャガイモには休眠期間があり、その長さにより貯蔵可能期間も違います。
春植えは、休眠期間が長い品種でも、休眠が明けている品種が多いです。

 

反対に秋は、休眠が長い品種になると、
栽培までに休眠が明けず、芽が出ないというもあります。

 

春植えのジャガイモなら、休眠の長さは特に気にせず、
育てやすさや味の好みに重点を置いて、品種を選ぶことができます。

 

 

 

タネイモの切り方

 

 

・タネイモを切ることができる
春植えの場合、タネイモを切って植え付けることができます。
大きめのタネイモを選び、ナイフなどで切って植えることで、
準備するタネイモの数を減らすことができます。

 

ただし、タネイモを切る時は、芽がそれぞれにつくようにするのがコツです。

 

・収穫と梅雨がかさなる
長所の多い春植えジャガイモですが、やはり短所もあります。
それは収穫時期と梅雨がかさなることです。

 

春ジャガイモの収穫時期は、地域や品種によりますが、だいたい5月~7月になります。
5月はともかく、6月~7月といえば梅雨の時期です。

 

ジャガイモは収穫の時に雨が降ったりして土が湿っていると、
イモが傷みやすくなってしまいます。

 

収穫と梅雨がかさなるということは、
土が乾燥している日に収穫するのが難しくなるということです。

 

しかし、あまりにも長く土の中に置いておくのも、やはり傷む原因となります。
春ジャガイモは、収穫のタイミングを見計らうのが難しいという短所があります。

 

 

収穫してスグのジャガバターは美味です!

 

 

■春植えジャガイモの栽培時期

 

春植えのジャガイモの植え付け時期は、2月下旬~3月です。
寒冷地などでは、気温の上昇が遅れるため、
もう少し遅れても構いませんが、2月下旬~3月が基準となります。

 

適期より遅く植え付けると、生育に支障が出ることがあるので、
適期から遅れないように注意します。

 

順当に生育すれば、収穫時期は5月~7月になります。
これも品種や地域によりますが、6月~7月に収穫することが多くなります

 

 

■春植えジャガイモの育て方のコツ

 

春植えのジャガイモを育てる時も、コツをつかめば短所も克服できます。

 

まず、芽かき、土寄せ、追肥をしっかりと行います。

どの作業も簡単ですが、時期を逸すると収穫に悪影響が出ます。

>>ジャガイモ 土寄せ方法
>>ジャガイモ 芽かき方法
>>ジャガイモ 肥料

 

・霜に注意
春植えの栽培は2月下旬からなので、まだまだ気温が低い時期です。
この時に植え付けた後、芽が実際に地上に出てくるのは、3月下旬以降です。

 

この時期、少し暖かいですが、注意したいのが霜です。
ジャガイモは霜がおりるような寒さは苦手です。

 

霜に当たると、地上に出てきた芽が傷み、生育不良になるおそれがあります。
遅霜の心配がある場合は、寒冷紗などでトンネルを作り、霜を予防します。

 

 

トンネルやマルチで防寒対策

 

 

・マルチで保温
栽培が開始される2月下旬頃は、まだ気温も低く、地温も上がりません。
ビニールマルチを畝にかぶせて使用することで、地温を上げる効果が期待できます。

 

早い時期に地温を上げると、植え付けたタネイモから芽が出るのが早くなったり、
イモの発生と肥大が早まり、収量アップと収穫を早めることも期待できます。

 

ただし、暖かい地域でビニールマルチを利用する場合、
気温が上がってくると暑すぎる場合があります。

 

その時は、思い切ってビニールマルチをはがし、地温を下げてイモを守ります。
マルチは土寄せの代わりもしている場合があるので、
マルチをとった後は、必ず土寄せを行って、イモに光を当てないようにします。

 

・株間をしっかり空ける
春植えのジャガイモは、秋よりも収量が増えることが多いです。
イモがたくさんつき、大きく育つので、株間をしっかりととっておきましょう。

 

株間が狭いと、生育不良になったり、イモの肥大が阻害されることがあります。
また、地上部の風通しが悪くなり、病害虫にかかりやすくなります。
株間の目安は30cmです。

 

 

畝の作り方と株間

 

 

・害虫に注意
春はどうしても害虫の被害が出やすくなる時期です。
特にアブラムシなどが多く発生する場合があるので、
こまめな見回りが被害を抑えるポイントとなります。
もし害虫がついているのを見つけたら、すぐに対処するようにしましょう。

 

 

■春植えジャガイモの保存法

 

春植えのジャガイモは、収穫時期が梅雨とかぶっていることが多いため、
収穫のタイミングには注意が必要です。

 

また、収穫した後も、梅雨や夏がやってくるため、
ジャガイモの貯蔵に合う環境に置くことが重要です。

 

 

収穫した後、半日ほど天日に干します

 

 

・収穫後の乾燥
収穫する時は、前日から雨の降っていない日を選びます。
収穫した後、半日ほど天日に干し、イモの表面を乾燥させるのがポイントです。

 

収穫した後すぐに箱に入れて保存すると、
イモに湿気が残っているため、傷みやすくなります。

 

もし天気が悪くなってきて、天日干しが難しい場合は、
雨の当たらない日陰で数時間~数日の間乾燥させてから、箱に移して保存します。

 

イモについている土は、洗い流してしまうと、傷みの原因になります。
土がついたまま乾燥させ、乾いたら手で土を払い、水洗いは避けるようにします。

 

・冷暗所に保存
春植えのジャガイモを保存する時に注意したいのが、湿気と高温です。
湿気が高いとカビなどの原因になりますし、高温になっても傷みが早くなります。

 

また、光に当てると緑化するので、光には当てないようにしましょう。
段ボールの中に新聞紙を敷き、隙間から光が入らないようにしてから、
保存するジャガイモを箱に入れます。

 

フタは無理にしめなくても、新聞紙をかぶせて遮光しておくだけで構いません。
涼しくて湿気のこもらない場所に置いておけば、長持ちさせることができます。

>>ジャガイモ タネイモ販売


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ジャガイモ栽培 育て方

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